私だって青春したい3 (ページ45)

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にひゃくさんじゅうにページ45

クリスマスが終わり今年もあとわずか

今日は大晦日にも関わらず一日練だった

そして菅原先輩に会えるまで

あと3ヶ月というところで

事件は起こった

部活が終わり帰る途中

侑｢北さん明日空いてます？

一緒に初詣しに行きましょうよ！｣

信｢ええよAはどうする？｣

｢えっ？私ですか？｣

信｢暇なんやったら一緒に行かへん？｣

角｢北さんとAってホントに

付き合ってないんですか？｣

｢え、なんでですか？｣

角｢え、今普通に名前で……｣

侑｢角名！いらん事言わんでええ！｣

侑先輩のいらない一言で信憑性が増した

角｢え、マジで？｣

最悪だ……

銀｢何言うとんねんA彼氏持ちやぞ

北さんがそんな奴と……｣

角｢それ嘘っていう可能性も

無くはないんじゃない？｣

｢あぁそれは本当です、いますよ彼氏｣

角｢それなら名前は？｣

｢先輩に関係あります？｣

角｢ないけど？｣

なんでそんなドヤ顔で……

｢ですよね？｣

角｢仮に北さんと付き合ってても俺には関係ない……

でもアンタが困るんでしょ？｣

｢まぁそうですね北先輩にも迷惑でしょうから｣

信｢俺はええけどな別に｣

角｢だって｣

｢北先輩は優しすぎるんですよ｣

信｢俺はAの事好きやからな｣

なぜ言う!?

｢｢！！？｣｣

尾｢北!?｣

侑｢あの北さんが……｣

治｢有り得へん……｣

｢いや、likeの方でしょ…どう考えても

先輩……語弊があります｣

信｢ないわそんなん

Aは意識してくれへんの？｣

｢あ、ないですね…彼氏一筋なんで｣

信｢せやろなとは思っとってん｣

｢はい｣

侑｢き、北さんを…｣

銀｢A怖っ…｣

信｢まぁ諦めへんよ｣

｢そうですか頑張って下さい｣

侑｢めっちゃ他人事やん!!

なんやコイツ怖っ！……えっ怖っ！｣

銀｢Aは北さんの何があかんねん｣

｢ダメとかそういうんじゃないです

彼氏以外考えられません｣

侑｢そいつが浮気とかしとったら…｣

｢ははっ……そうですね

いっそ浮気してくれればいいのに

他に好きな人が出来てたら

私も諦められるのに……｣

私を信じて待ってくれてるから…

付き合う前も今もずっと

嫌な顔1つせずに……

でもそういう所に惹かれたんだと思う

理｢烏野やろ？公式戦…大丈夫なん？｣

｢……本当は怖い

姿を見たら話しかけたくなる

会ったら抱きしめたくなる

歯止めが利かなくなりそうで怖い…です｣