私だって青春したい3

ひゃくに ページ5

｢はぁはぁみんなー！｣


寺｢おせーよ｣


｢ごめんごめん｣


桃｢ミスコン見たよー！｣


陽｢さすがだよねー｣


｢まぁビッチ先生の考え方だよ｣


カ｢メイド服も似合ってたー！｣


｢ありがとう｣


莉｢で？糸成君には大方聞いたんだけど…？｣


｢ん…？あぁ…｣


執｢お嬢様探しましたよ？｣


｢うわ…｣


業｢あ、おっさん知った顔じゃーん｣


｢今日はタイミングが悪かったね｣


ダッ


バシッ


｢わっ｣


防がれてその反動で飛ばされる


業｢あーあおっさん女子高生の扱いわかってないね｣


バキッドコッガンッ


｢これは完全に気絶したねぇナイス！｣


財布の中身を抜いてタクシーに乗せる


｢東京都椚ヶ丘までお願いします｣


バンッ


｢よしコレでおっけぃ｣


片｢なんで財布抜いたの…｣


｢え、だってお金あったら帰ってくるじゃん？


だから家に帰るまでお金払えなくしたの｣


莉｢そういうところは賢いよねぇ｣


｢誰がバカだって？真ん中くらいです｣


烏野高校では1位だが椚ヶ丘では真ん中…いや、それ以下だ


Ｅ組に落ちた理由は浅野くんとの縁談だが、


そこまで成績も良くなかったっていうのもある


…なので親にはテストの度怒られていた


”なんで満点じゃないんだ”ってね


まぁ暗殺の成績はだいたいトップだった


この1年で賢くなったし喧嘩も強くなった


殺せんせーが沢山遺してくれた…思い出…成績…力…


教えてくれた…賢さは強さだとそして生き方も…


｢みんな明日も来てくれるの？｣


莉｢当たり前じゃん？お嬢のためなら｣


｢今日はどこに泊まるの？｣


片｢旅館とったんだ｣


｢そっかよかったあと、私引っ越したんだ


その事を話そうと思って…


えっとね3日前ストーカーに部屋荒らされました…


それで渚とカエデ、業は服置いてたでしょ？


全部処分してもらったんだごめんね…｣


業｢は？なんで黙ってたの？部屋荒らされるまで


俺らの事頼ってくれるんじゃなかったんだ？｣


｢機会に詳しい糸成君には話した


でもみんな忙しいし業だってテストだったでしょ？


言えるわけないよ…来れそうな人には来てもらった｣


片｢そうだよAは信用してないわけじゃない｣


陽｢犯人捕まったの？｣


｢うん！もう大丈夫！｣


桃｢良かったぁ…｣


｢ありがとう…ほんとに…｣


寺｢そんな辛気臭い顔すんな｣


カ｢花火買ったからみんなでしよ？｣


｢うん！｣


片｢この辺に公園ある？｣


｢あるよー｣

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