私だって青春したい3

にひゃくにじゅうご ページ38

テスト期間が終わった


今回は正直不安だ


引っ越してきた時の範囲が違った…


一応殺せんせーとやったけど…


治｢ツムテストどやった？｣


侑｢あ〜｣


｢あ〜ってなんですか｣


侑｢Aって賢いん？｣


｢今回は自信が無いですね｣


治｢まぁツムよりは賢いやろーなぁ？｣


侑｢じゃかましいわ｣


｢このテスト返ってきたらもう冬休みじゃないですか！


頑張りましょう！｣


侑｢あぁせや影山飛雄って知ってる？｣


｢はい…影山君って烏野のですよね？どうかされました？｣


侑｢あぁいや、ユースの一覧におってん｣


｢えっ!?影山君が!?すごい！｣


侑｢なんや俺の時より喜んでへん？｣


｢まぁ…彼の苦労を知っているので…｣


裏切られたことがトラウマで


日向や他のメンバーと合わせるために


朝から晩まで練習したり1回ずつトスの感想を聞いたり…


真面目すぎるんだよね…


侑｢苦労？｣


｢まぁ彼、真面目なので｣


侑｢へぇ…動画みてもそんな感じせぇへんかったけどな｣


｢彼大分変わったらしいですよ？


烏野に入って日向と会って…菅原先輩と会って…


中学では色々あったらしいですが…｣


侑｢色々ってなんや｣


｢内緒です本人にも聞かないでくださいね？｣


治｢気になるなぁ…｣


｢私はお二人のテストが気になります｣


侑｢蒸し返さんでええやん！｣


｢まぁ明日から返ってきますが…｣


侑｢あーほんま赤点ありませんように…｣


｢何が”ありませんように”や？｣


侑｢北さん!?えっと…その…｣


｢赤点です｣


侑｢なんで言うねん！｣


｢まぁ頑張ってくださいね｣


ーー


1週間後


歩｢Aちゃんどやった？｣


｢良かったよ？｣


歩｢え、何点？｣


答案用紙を見せる


歩｢え、嘘やろ!?全部満点やん！｣


｢残念ながら本当ですじゃあ私部活だから｣


歩｢あ、せやなバイバイ｣


理｢あ、待って一緒に行こーや！｣


｢あぁ理石くんはテストどうだったの？｣


理｢おれ？まぁまぁやな平均くらいや…そーゆーAは？｣


｢全部満点だったよ？｣


理｢はぁ!?嘘やろ？そんなん通用せぇへんで


嘘つくんやったらもっとマシな嘘つけよ｣


｢え、本当だけど…｣


理｢もぅええて｣


信じて貰えそうになかったので見せることにした


ピラッ


｢はい、これ｣


理｢ん？なん…や？ホンマに全部満点やんけ｣


｢だから言ったじゃない｣


侑先輩は赤点を回避できず信介さんに怒られていた

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