私だって青春したい3

ひゃくにじゅうご ページ28

学校が変わって数日


先｢今日からマネージャーで入ってくれたAや


仲良うするようにな｣


｢AAですよろしくお願いします｣


パチパチパチ…


みんなすぐ辞めると思ってるんだろうな…


先｢理石同じクラスやろ？色々教えたれ｣


信｢それ俺が教えてもいいですか？｣


先｢北？別にええけど…


ほんで今日のメニューはアップしてサーブ練して自主練や


北が中心になって教え合えー


マネージャーも積極的にアドバイスしてや｣


｢私は特に言う事ないと思うのですが？｣


先｢外から見てへんと分からんこともあるやろ？｣


｢まぁそうですね｣


先｢ほんならアップいけ｣


信｢お願いします｣


｢｢お願いしァス！｣｣


信｢A…｣


｢部活で名前で呼ぶのやめてもらっていいですか？｣


信｢部活以外やったらいいん？｣


｢どうぞ？｣


信｢まぁええわ道具は基本部室や…


マネの仕事はスポドリとタオル、記録…


ほんで部長のサポートやなあんま変わらんと思う｣


｢わかりましたありがとうございます


皆さんドリンクの濃さの好みとかありますか？｣


信｢好み？そんなんアイツらは気にせんなんでもええわ…


前は全員把握しとったん？｣


｢いや、あったりするのかと…強豪校なんですよね？


まぁ少しずつ変えていきますね｣


信｢ありがとうな？でもほんま気ぃつけてな？｣


｢えっと…何に？｣


信｢イジメや｣


｢具体的にはどのような？｣


先輩が説明してくれた内容は


呼び出されて罵声をあびせられたり、靴が無くなってたり


無視されたり、蔑んだ目で見られたり


あらぬ噂を流されたり…と色々だった


でもやってる事が小学生だなぁ…


｢出来るだけ仕返ししないように頑張りますね？｣


信｢いや、その前に相談せぇ｣


｢大丈夫ですよバレー部には迷惑かけないので｣


信｢そうゆう問題ちゃうわ｣


｢え、音楽室ってこんなにあるんですか!?｣


信｢迷わんようにな？｣


｢大丈夫です1回歩いたら大体道覚えるんで｣


信｢さよか…ここが部室やほんで…


スポドリの粉とかボトル、タオルは1番手前のロッカーや｣


｢はい｣


信｢ほんなら早速やってくれるか？


水道は体育館の前やわかるな？俺戻るな？｣


｢はい｣


カゴを持っていき全員分作るタオルも用意し体育館に入る


男｢危ない！｣


ヒュンッ


っぶねもう少し遅かったら顔面に当たるところだった


両手はスポドリとタオルのカゴで塞がっていた

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