ひゃくにじゅうさん ページ26
髪を黒く染めピアスも付けなくなり
次の日には普通に学校に通っていた
先「今日は転校生が来とるみんな仲良くしてな?」
「AAですよろしくお願いします」
何度目の転校だろう…
ここの人達とは半年の付き合いだ
特によろしくするつもりは無い
先「他になんかない?おった所とか、好きな事とか」
「宮城から来ました、趣味は特にないです」
それだけ言うと
「それだけなん?」
「なんか暗ない?」
「美人やのになぁ…」
とヒソヒソ聞こえる
生「席は理石の隣なー」
「よろしくお願いします」
理「よろしく!なんかキャプテンにごっつ似とるわ」
「へぇ…」
理「しっかりしてそうやなぁ」
「よく言われます」
理「あっそぉ?」
「ほんならHRはここまで」
女「Aさん美人やなぁ」
「ありがとうございます」
女「めっちゃクールに流すやん!言われ慣れてんの?」
テンション高
「いえ、そういうわけでは」
女「絶対慣れてるやん!」
男「Aさんバスケ部のマネージャーせーへん?」
「すみません…バスケ部はちょっと…やった事ないので」
女「ほんならなんの部活してたん?」
「バレー部のマネージャーです」
理「せやったらバレー部のマネージャーせーへん?」
「考えておきます」
理「今日見学でもせーへん?」
「見学だけなら」
理「ホンマに?ありがとぉ!」
「そんなに喜んでいただけるとは」
理「やっぱマネージャー欲しいやん?」
「知らないですけど」
理「でもなみんなイケメン目当てやねん…やから中々な…」
「そうなんですか」
理「イケメンとか興味無いん?」
「はい彼氏がいるので」
理「えっそーなん?」
「はい」
理「遠距離なん?」
「そうですでもバレー部なら会えるかなって思って…
あっ…これ内緒にしてください…バレたらヤバいので」
理「お、おう…てか笑っとった方が可愛いで?」
「そうですか、ありがとうございます」
理「なんで真顔に戻んねん!
まぁええわ今日の放課後空いてる?」
「はい空いてますが」
理「じゃあ今日見学行こか」
「はい」
ーー
理「Aさん行こ」
「あっはい」
理「多分みんな歓迎してくれんで?」
「そうだといいのですが…」
理「ちょっとここで待っててーや」
体育館の前で待たされる
侑「自分可愛ええなぁ」
治「ここで何してるん?」
「理石君を待っています」
侑「理石?なんで?」
15人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kajtuuwn(プロフ) - オリ/フラ立ってます。外して下さい (2022年7月14日 12時) (レス) @page1 id: 08bd233888 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いちごオレ | 作成日時:2022年7月14日 12時