私だって青春したい3 (ページ18)

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ひゃくじゅうごページ18

菅｢手、離して？｣

｢あぁ大丈夫ですよこの程度…

先輩…気づいてます？普段あなたは皇先輩の近くにいる…

そしてあなたの印象は菅原先輩からしたら最悪ですよ？｣

女｢何が…言いたいの？｣

｢あなたの印象が悪くなるほど

その近くにいる人…仲がいい人は印象が悪くなるんです

例えば一人学校の外で態度が悪い人がいたとしましょう

そうするとその学校のみんなが態度悪いと言われるように

不憫ですねぇ…先輩のせいで振られる皇先輩は…｣

そういうと

皇｢なんで言っちゃうの？酷いよぉ｣

｢あぁすみません口止めされていないので｣

皇｢なんでそんないじわるするの？｣

｢怒っているからですよ？｣

皇｢えっなんで？私Aさんに何かした？｣

｢自覚がないようで…私協力できないと言いましたよね？

しつこいです…いい加減にしてください｣

皇｢なんで協力してくれないの？｣

｢はぁ…言ったじゃないですか…彼氏がいるって…｣

女｢じゃあ尚更なんで？｣

｢”菅原先輩の彼女の事言う権利は私にもある”

とも言いましたよね？｣

女｢回りくどい言い方しないでよ！｣

｢教えてあげましょうか？菅原先輩の彼女が誰なのかって｣

女｢最初から聞いてるじゃない｣

｢それが人にものを頼む態度ですか…

まぁいいや…ただし条件付きです

私に今後一切近づかない事

この事を誰にも言わない事

そして菅原先輩にも近づかない事｣

皇｢なんで…菅原も？｣

｢約束できませんか？｣

まぁ最初から約束を守れるとも思ってないけど

皇｢いい…言わなくていい…｣

｢あら、約束は守らないと思っていたのですが…｣

皇｢菅原…彼女がいても好きだから…

いつか落とすから覚悟してて…｣

そう言って帰って行った

｢ずっとそこにいるつもりですか？｣

ドアを開けるとバレー部が聞き耳を立てていた

澤｢わ、悪い…｣

田｢スガさん彼女出来たんすか？｣

｢頭がいい人はさっきの会話で分かったのでは？｣

潔｢言わないであげて私が知った時

”みんなに気を使わせたくないから”

って口止めしてきたくらいだから言及も…｣

東｢Aに今まで通り接していたら…彼女が怒るんじゃ…｣

菅｢それは…大丈夫だべ｣

｢先輩…彼女いるのに他の人と馴れ馴れしくするのは…｣

澤｢って事はAじゃないのか？｣

縁｢じゃあ俺狙っていですか？｣

菅｢え、｣

縁｢だって先輩の彼女…Aじゃ無いんですよね？｣