【ハイキュー×黒バス】みんなの愛……重すぎますよね！？ (ページ28)

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さんぶんのいち。ページ28

海常の面々を振り払って、体育館から出る。

(私は早く水道と洗濯場の確認して部屋に戻りたいの……)

洗濯場に行くには、体育館横の階段を降りなければいけない。

地下に洗濯場があるらしい。

赤司財閥やばすぎません？？その息子があんなんなのもやばくない？

『はぁ………』

疲れた…と思い、溜息を付くと

｢溜息つくと幸せが逃げちまうぞ〜｣

と、頭に手を乗せられてそう言われた。

見ると、

『ね…こまハイスクール？』

赤いジャージに身を包んだその、

『トサカ………？』

その、黒髪の寝癖？？が特徴的で身長の大きい人……

わしゃわしゃと私の頭を撫でてくる。ニヤニヤしながらわしゃわしゃしてくる。

『ちょ、辞めて……！？』

と、言っても辞めてくれない

｢ぶっw俺は音駒の黒尾鉄朗。よろしくなぁAチャーンww｣

ぎゅーーーーっと、またハグしてくるんだが。

『え、何故？？私達初対面だよね？』

急な事に困惑していると、

黒｢いんや、溜息付いてたから、疲れてんのかなぁって。ハグするとその日の3/1のストレスが無くなるらしいぞ？｣

『そうなんだ……初耳…』

黒｢っつーのは口実でAチャンと話したくてさっ。｣

『………………』

アブない気配を感じて身をよじってハグから脱却しようとする。

黒｢ちょ！？Aチャン危ない危ない！！ここ階段！｣

『確かに…………』

忘れていた…。ここは階段だ…。私がヘマして階段から落ちようもんなら黒尾さんも巻き込んで怪我をさせてしまうもしれない。