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ほとんど黄金色と言っていいほどの毛色、大きな目は縁が黄色で、目の上や額には赤の模様がある。
これを派手と言わないのなら、何を派手というのだろう。
?「派手な……狐?」
狐(だと思われる動物)は低い声でそう言った。
?「今、狐とおっしゃいましたか!?今!!狐と!!!!」
「言いましたけど…」
狐の迫力に押されながら、若干引き気味にそう言った。
すると突然、涙を流しだした。
狐がこんなにも涙を流すのか、驚いた。
「え、あの」
?「………」
「はい?」
今度は声が小さくなるもんだから、少し距離を取った位置にいたから聞き取れなかった。
更にわなわなと体をふるわせて俯く。
ここまで来るとさすがに心配にもなる。
「あの、」
?「漸く!!!私めを狐だとおっしゃいましたね!?」
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作者名:えび | 作成日時:2020年10月21日 23時