51：マーキング ページ4
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変な女性と衝突後、もらった番号の紙切れ…いらねぇんだけど…
『なんなんだ、あの人…』
「おい、随分勝手にあっちこっち行ってたなぁ！！」
ｶﾞｼｯ！…ｷﾞﾘﾘﾘﾘﾘ！！
『ひっぎゃぁぁああ！！！い"た"い"っ！！！』
ボーっとしてたのも束の間、いきなり後ろから頭を鷲掴みされました
『この、狼野郎！』
「今は違ぇだろうが！！……つか、お前……くせェ」
『え"…』
離されたと思ったら私の周りの匂いをクンクンと嗅ぎながら呟いた
てか酷くない？！臭いだってさ！！(涙目)
『ちゃんとお風呂入ってるよ馬鹿！』
「行き遅れてはいるが清潔なのは知っとるわボケ、そうじゃねぇ…香水くせぇんだよ…変なもんつけやがって…」
『フォローしつつ貶してるよね？！
…ん？、香水なんかつけてないy…あぁ！さっき女の人とぶつかって移ったのかも、結構きつかったし』
「……そうか。けど、うぜぇ匂いだ。脱げ」
『いや、無理だから！！』
確かに言われてみれば香水が臭い…鼻曲がりそう…
「ﾁｯ…んどくせぇな…此奴でも付けてろや！」
『っ！、いや、でも君寒いでしょ？』
投げてきたのは爆豪くんがしていたマフラーだった
「るっせぇ！癇に障る匂い纏われるよりかはマシだわ！！さっさと…つけろや！」
ｸﾞｲｯ…ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ！
『ぐえっ？！し、死ぬ！死ぬから！！』
首を絞め窒息させんと言わんばかりにマフラーを締められた…危なかったぁ
でも、微かに匂いが穏やかになったような…なんか、落ち着くというか…
『…ありがとね、…ちょいと恥ずかしいけど// 』
「……ふん、変な匂いさせるくらいなら、俺の匂い付けておけやクソマゾ女」
『そんなに嫌い？香水…』
目を逸らしながら少し嫌そうに…"いやなもん思い出す匂いだ" と呟いてから何も無かったかのように歩き出した
まだ、踏み込めそうにないな…
適当に流して、爆豪くんの隣に並び背を叩いてあげる
『そういや！ なにか見つかった？』
「まぁな…言わねぇけど」
『先に釘刺された…気になるじゃん！』
機嫌がよくなったのか、うちの頭に手を強めに置き
ｸｽｯ「後々わかる…気になっておけや」
自信あり気というか、楽しそうというか…初めて正面切って、笑った顔見た気がする
あれ？…顔、熱い…
『か、帰るよ！/// 』
誤魔化す様に歩き出した
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みか(プロフ) - 良すぎです！！かんどうしました！！ (2021年1月21日 17時) (
レス) id: 7d9eb566c6 (このIDを非表示/違反報告)
絵菜 - お願いします！！更新してください下さい！！胸キュンの雨をくれ！！ (2020年12月9日 23時) (レス) id: da77361163 (このIDを非表示/違反報告)
panda - 最高！すごく好き！応援してます！！！ (2020年10月7日 2時) (レス) id: 9e19b6eb78 (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - 更新待ってましたありがとうございます！｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ お忙しいとは思いますが続きも楽しみにしています>< (2020年9月11日 1時) (レス) id: a23e5a1f02 (このIDを非表示/違反報告)
シャチ矛(プロフ) - 花帆さん» 花帆様、いつもコメントありがとうございます！デートかただのお出かけか…2人の心境によって本人達の捉え方が変わっていくので、今後も作品共々宜しくお願い致します！ (2020年8月21日 23時) (レス) id: 2c67dad901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャチ矛 | 作成日時：2018年12月17日 9時
