4：お世話する ページ5
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ﾊﾟﾁｯ……ｷｮﾛ…ｷｮﾛ…
先に目が覚めたのは犬の方だった。
あたりを見渡すとそこは外ではなく部屋の中…そして、
『…ｽｩ……ｽｩ……』
目の前にアホそうな顔で眠る奴を見て、溜息を吐いてから…起こした。
刺激的に
ｶﾞﾌﾞｯ！！
『いぎゃっ？！ 頭裂けた！！！！！』
涙目で飛び起き、パニック。
しかし、ふんぞり返る犬を見た途端へにゃっと顔が緩んだ。
『…！、よかったぁ…』
「……っ…」
犬は少したじろいだが、それを気にせず う〜んっと少し伸びをしてから立ち上がった。
『あ、そうだ！ 起きてからお風呂入れようと思ってたんだ…ほら、行くぞ〜黒毛玉！！』
「ギャンギャンギャン！！！！！」
ひょいっと犬を持ち上げて風呂場へ向かう。
その間やっぱり噛まれた。
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《風呂場》
お風呂でわしゃわしゃと泡ダルマにされた犬は思っていたより大人しかった。
『凄いなぁ…泡がみるみる黒く
…これで、スッキリするぞ〜…ぉぉおおおお？！』
ｼﾞｬｰ
『お前…黒じゃなくて、クリーム色だったのか…！』
「ｳﾞｧﾌ…！」と、ふんぞり返る。
黒い毛と思われていたが それは汚れによるものであり、本来の毛の色が現れ驚き感動するA
大まかに洗い終わったのち、タオルで包んで拭こうとしたが…
ﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙ！！！！
『ぎゃぁぁあ！やると思った！！』
全身の水を飛ばしたぶんかかってしまった。
仕方ないと溜息をついて再びタオルをかけモフモフと拭く。犬もタオルの感触を堪能してた。
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『ほい、どうぞ……楓に感謝しろよ？』
運がいい事に実家で飼っている犬の餌が実家からの仕送りの中に誤って入ってたものがあった。
おそらく、その実家の犬が入れてしまったのかもしれない。
しかし、そんな話に聞いている程の余裕がなくガツガツと食いついていた。
『お腹空いてたんだねぇ….
それにしても、ふわふわっ…あ…』ﾍﾟﾁｯ
撫でていた手を踏んで、食べる事を継続している。
(変に器用だなおい…)
食べる邪魔するのが申し訳なくなってきたので、この隙に噛まれたり引っ掻き傷の治療をする事にした。
『あやつ…手加減を知らないな』
必死でアドレナリンが分泌されて痛みがなかったけど、段々湧いてきていた。
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花帆 - 続編ありがとうございますヽ(*≧ω≦)ﾉ楽しみです♪ 狼かっちゃんの過去…ハラハラしますが見届けさせて頂きますねp(^-^)q 癒されて乗り越えられますように (2019年1月17日 5時) (
レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
シャチ矛(プロフ) - 花帆さん» 花帆さん、コメントありがとうございます！いよいよ掛かり始めて来ました…もしかしたら、胸糞悪くなるかもしれません…((( 今後の2人の日常、感情などの変化を暖かく見守ってあげてください！続編もよろしくお願いします！ (2018年12月17日 9時) (レス) id: 2c67dad901 (このIDを非表示/違反報告)
シャチ矛(プロフ) - 夜月さん» 夜月さん、コメントありがとうございます！キュンと来てくれたのと褒め殺しありがとうございます！！！今後の続編もよろしくお願いします！ (2018年12月17日 9時) (レス) id: 2c67dad901 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - こんばんは、人狼かっちゃんのデレ最高です(o>ω<o) 過去しんどそうだけど…かっちゃんが夢主さんにの傍で安心できたら良いなぁ(*´ω｀*) 次の更新も楽しみです♪ (2018年12月15日 5時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
クーニャン(プロフ) - 膝枕ねだられる。このぉ……(ハート) (2018年12月14日 18時) (レス) id: a023cd468e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャチ矛 | 作成日時：2018年10月1日 10時
