7：パニック ページ8
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朝起きて、犬かと思って触ったら…犬の耳が生えた裸の男の子…って、こんな事ありますか？
『ひぎゃぁぁああ!!!! な、どぉ、おっ！？い"だっ！！！』
なんで、どうやって入ったのと言いたい事いっぱいあったけど、兎に角 距離を取ることを優先したらベットから落っこちた。
そんな私を見下しながら、獣耳少年は立ち上がる。
「っは！…見た目と中身通り、色気も可愛げもクソもねぇな……マゾ女。」
『さっきから、マゾマゾって、私はＭじゃ…って！何で下も履いてないの？！？！』
すぐ様顔を覆って見てません！ってしたけど…ちょっと見えちゃった。
「あ"？ 動物が服着てる訳ねぇだろ…
てか、狼になる前に服着なかったから…って、どうでもいいわ。」
『よくない！！！とりあえず、これで隠して！！』
這いずってタンスへ向かい、適当にタオルを投げつける。
(もう…なんなの！？ 不法侵入だよ？！ てか、あの子なら直ぐに攻撃したり吠えたりするはずなのに…)
『……あれ？ あの子は…?どこいったの？？』
「……何言ってんだよ。ここにいんだろ。」
『え…？』
いま…何と？
自分を指さして何言ってるんだ…この子。
「だから、俺だ。ここんいいんだろって…同じ事何遍も言わすな。貧乳マゾ女」
『段々呼び方変えんなよ。しかも酷い貶ようだな！』
犬が自分だと言い張る獣耳少年。面影がなくもないけど…そんなファンタジーが現実にあったら、びっくりだよ。
※獣耳の時点でファンタジーだと気付いてない。
『…ちょっと、探すから。君はここに居て！いいね！！』
「…お……おぉ……」
ちょっと力み過ぎたかもしれないけど、あの子1人にしたらきっと、不安になる。
兎に角、男の子に私が着ていたパーカーをかけて部屋中を探しに行った。
(ﾎﾞｿｯ)「……ばっかじゃねぇの…、何処探しても居ぇよ。ここにいんのに…。」
そんな呟きがあったことも知らずに、私はテレビの下、台所、お風呂、など虱潰しに探したけど何処にも居なかった。
(何処、いっちゃったの……？)
その頃、獣耳少年は…
「くわぁ〜…」
(おっせぇな……ノロマかよ…)
布団の上で、呑気に欠伸をして諦めるのを待っていた。
──────────
(作者コメント)
いやぁ…その…評価もお気に入りもありがとうございます！！
願望から作ったものですが、ご期待に添えるよう頑張ります！
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花帆 - 続編ありがとうございますヽ(*≧ω≦)ﾉ楽しみです♪ 狼かっちゃんの過去…ハラハラしますが見届けさせて頂きますねp(^-^)q 癒されて乗り越えられますように (2019年1月17日 5時) (
レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
シャチ矛(プロフ) - 花帆さん» 花帆さん、コメントありがとうございます！いよいよ掛かり始めて来ました…もしかしたら、胸糞悪くなるかもしれません…((( 今後の2人の日常、感情などの変化を暖かく見守ってあげてください！続編もよろしくお願いします！ (2018年12月17日 9時) (レス) id: 2c67dad901 (このIDを非表示/違反報告)
シャチ矛(プロフ) - 夜月さん» 夜月さん、コメントありがとうございます！キュンと来てくれたのと褒め殺しありがとうございます！！！今後の続編もよろしくお願いします！ (2018年12月17日 9時) (レス) id: 2c67dad901 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - こんばんは、人狼かっちゃんのデレ最高です(o>ω<o) 過去しんどそうだけど…かっちゃんが夢主さんにの傍で安心できたら良いなぁ(*´ω｀*) 次の更新も楽しみです♪ (2018年12月15日 5時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
クーニャン(プロフ) - 膝枕ねだられる。このぉ……(ハート) (2018年12月14日 18時) (レス) id: a023cd468e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャチ矛 | 作成日時：2018年10月1日 10時
