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#12 ページ12
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「阿部くんどうして、、」
阿「ふっか言いたいことあるんだって。僕は席を外すから」
そう言って席を外してしまった阿部くん
「何を今更…」
深『阿部ちゃんから聞いた。職場が一緒だって』
「それで？」
深『元気かなって。あの日からちゃんと話せてなかったしそれに別れた理由も伝えたかった』
辰哉くんはあの日のことを伝えてくれた
辰哉くんは元々相手が決まっていたこと
それでも私を好きでいてくれたこと
深『でも相手も忘れられない人がいるんだって。俺と同じなんだなって』
深『俺はあの日からどう頑張ってもAを忘れられなかったよ』
今更そんなの、、
ふと頬に伸びてきた辰哉くんの手を私は拒んだ
「辰哉くんはいつもずるい…そう言って私の頭の中から辰哉くんを忘れさせないんだもん」
深『俺に人を愛することを教えてくれたのは紛れもなくAだよ』
深『こんなこと言うの最低かもしれない。でもお願い、俺のこと忘れてほしくない』
本当にこの人は自分勝手
でもこんな人でも辰哉くんだから好きなんだ
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ふ - 楽しみにしてます！執筆がんばってください♪ (2020年8月29日 15時) (
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作者名：とまと。 | 作成日時：2020年8月5日 11時
