大好きです、七五三掛先輩。III (ページ12)

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海人先輩達とビーチカフェに来ると

海人先輩に小声で話しかけられた

海人「ねぇ、俺らまで来てよかったの？
しめと来た方が良かったんじゃない？」

『いいんです、大勢の方が楽しいですから』

海人「ふーん、もったいない」

海人「せっかくだし話でもすればいいのに」

『明日話す時間があるのでそこで話します』

『だから今はみんなで楽しむんです！』

『海人先輩も早く行きますよ』なんて言いながら
先輩の背中を押してお店の中に入る

七「あれ、はしもっちゃんも来てたの？」

橋本「あーうん。ちょっと呼ばれてさ」

橋本くんの隣を見ると大勢の女の子に囲まれていて
その中に1人、夏月先輩が一緒にいた

すごく機嫌が悪そうに腕を組みながら
七五三掛先輩の事を睨んでいる

夏月「なに？私がいてまずい事でもあるの？」

七五三掛先輩を強く睨みながら言う夏月先輩

七「いや、別にないよ」

七「 2人って仲良いのかなって思っただけ」

橋本「実は俺が呼んだんだよね」

橋本「ちょっと話してみたいなぁって思って」

閑也「それにしてもやっぱりモテモテだね」

たくさんの女の子に囲まれている橋本くんを見て
閑也先輩は羨ましそうに言った

橋本「誘われたら断りきれなくて… 」

橋本「そっちは？よく見るメンツだけど」

海人「俺らはしめに誘われて休憩しにきた」

七「そうそう、さっきたまたま見つけて
みんなで行きたいなって思って来たんだ」

橋本「そっか、時間あればまた合流しよ！」

そう言って橋本くんとバイバイしたけど
多分あの感じじゃ抜けることなんて出来ないと思う
パッと見で女の子4〜5人はいたし…

なんて考えながらいちごミルクを一口飲んだ。

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