大好きです、七五三掛先輩。 (ページ47)

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？「隠すの下手すぎでしょ」

笑いながら奥からやってきた
もう一人の店員さん
ってちゃかちゃん？！

閑也「いや、待って
先輩達何してるんですか」

海人「え、嘘
元太先輩と海斗先輩だったの？」

『ちゃかちゃんと元太先輩…何で？？』

私の隣で「やばいやばい」と呟く夏羽

宮近「いやー、2人でバイトしててさ
そしたらまぁバレてしまったと」

七「元太先輩、なんで俺らと
目合わせなかったんですか？」

元太「え？だってバレちゃうじゃん
だから俺の事知らなそうな
そこの女の子だけ目合わせたの」

「それがまさかAの友達なんてね〜」
とニコニコしながら夏羽に言う

閑也「いや、そもそも隠す必要あります？」

元太「あるある。バレたら面倒じゃん？
隠してたんだけど見事にバレたね」

『ちゃかちゃんも元太先輩も
いつからバイトしてるんですか？』

元太先輩はムスッとしながら
「げんげんでしょ」と言う

宮近「俺も元太も最近始めたんだ。
だからまだ新入りだよ」

元太「そんな事は置いといて
当店限定商品が出来上がったよ〜」

海人「うぉぉ！めっちゃ美味しそう！」

七「フルーツもりだくさんだね！」

クレープには色んな種類の果物が
ぎっしり詰まっていた

元太「フルーツミックスだからね
たっぷり新鮮な果物を詰め込んだよ」

ちょっと偉そうに
ドヤ顔で言う元太先輩。

閑也「ところでこのクレープとかも
先輩が作ってるんですか？」

閑也先輩がそう聞くと
元太先輩は「ないない」と言って笑う

元太「クレープを作ってるのはまた別の人
俺らは接客担当だから」

海人「にしてもこれ美味しいです
フルーツたくさんあって
ボリューム満点で」

幸せそうに頬張る海人先輩
でもほんとにこのクレープ美味しすぎる！

ちゃかちゃん達と少しお話して
クレープ屋さんを後にした

七「まさか先輩が働いてるとは
思わなかったな〜」

閑也「ね！俺もびっくりした」

家までの道を5人で話しながら歩く
さっきのクレープ屋さんの事や
学校の事を話しながら
いつもの分かれ道まで着いた

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