大好きです、七五三掛先輩。 (ページ37)

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そして翌日。

私は七五三掛先輩と登校していた

「しめ〜！おっはよ！」

あ、！昨日の無邪気で元気な海人さん！
と大人しそうな閑也さんだ

七「何、君達。また一緒に行くの？」

七五三掛先輩、ニコニコしてる
なんか微笑ましいな

海人「あ！この間の可愛い子も一緒だ〜
Aちゃんもこの辺に住んでるの？」

え。こ、こういう時なんて言えばいいんだろう

七「はい、Aちゃんに
関する質問はもう終わり
俺の質問に答えてくださーい」

七五三掛先輩にまた助けてもらっちゃった
七五三掛先輩と一緒に暮らしてるなんて
そんなの言えないもんね、。
本当は先輩の家と反対方面に住んでるし…

海人さんと七五三掛先輩がじゃれあっている中
静かにその光景を見つめている閑也さん
そして私を見てくる

閑也「ねぇ、君さAちゃんだっけ」

『え、あ、はい。そうですけど』

閑也「何で最近しめと一緒にいるの？」

え…

閑也「今までしめは俺らといたんだけど
急にAちゃんも一緒になって
怪しいなって思ってるんだよね」

もしかして閑也さんって勘が鋭い感じ？
七五三掛先輩と一緒に暮らしてる事がバレた？
どうしよう。もう誤魔化せないよね

閑也「もしかしてしめと付き合ってるの？」

……ん？付き合ってる？？

『え？！いや、付き合ってないですよ』

そっちのﾞ怪しいﾞだったのか…びっくりした

閑也「ほんとに？
でも最近一緒にいるじゃん」

『そ、それはたまたまで。
七五三掛先輩と家が近いんです
委員会も同じなのでそれでですよ
付き合ってないので安心してください』

いや、何を安心しろと言うんだよ…

閑也「なーんだ。
付き合ってる訳じゃないんだ」

え？

閑也「俺としては付き合ってて欲しかった」

『な、何でですか？』

閑也「しめ、前まで春野夏月って人に
しつこく好かれててさ彼女が出来たら
変わるかなって思ったんだけど…
付き合ってないなら残念」

『知ってます。夏月先輩の事
今でもきっと好きなんだと思いますよ』

私と夏月先輩はライバルだしね…
勝てっこないって分かってるけど。

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