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人類が滅亡したらどうなるだろう。
そんな様な馬鹿げた妄想は誰しも1回はしたことがあるのではないだろうか。
授業の空いた時間、暇な時間に考える突拍子もない空想が、必ずしも起こらない、出来ないことは無いだろう。
「絶対」などこの世の何処を探しても無い。
さて、話は変わるが私にはたとえ其奴と私以外の人類が滅亡したとしても絶対に2人で一緒に居たくはない男がいる。
そしてその男は今、私の目の前にいる。
???「Aちゃん、デートしようや」
『無理です、また今度』
それ何回目やねん、と笑う鬱島(苗字しか覚えてない)の笑顔には1ミリ、いや1ミクロンも可愛らしさなど無かった。
眼鏡はしているが着崩し、ヨレた制服は勤勉な雰囲気など漂わせず、片目を隠す前髪はうざったく見える。
顔こそいいもののそれを抜きにするとただの屑。
何度目か分からない誘い文句を断ると何時もは直ぐに帰るが今日はとてつもなく執拗い。
質より量の男だった筈だが、心情の変化でもあったのだろうか。
そしてこんなところを彼を取り巻いている女子に見られたらたまったもんじゃない。最悪だ。
とにかく早急に立ち去って欲しいが隣の男はマシンガントークを披露している。最悪だ。
『…』
少しずつだが歩みを進めていたら部室の前へ着いてしまった。
部活があるので…と断ってもいいがもしそれで詮索でもされてサボりがバレたらどうだろう。如何せんこの男は生徒会だった。
あーもう最悪。コイツ最悪のフルコース決め込んで来てる。
自分でも眉間に皺が寄るのが分かる。
ヤケになった私は彼のネクタイを掴み部室へと半ば引きずり込む形で入室した。
突然前のめりとなった彼は床に膝をつく。
その間に扉を閉めた。どうかこれがUTU48と呼ばれる方々に見られてませんように。
彼女たちは気性が荒いし盲目的だからちょっと滑稽だし可哀想だよね。
そんなことを考えながら視線を下へと向けた。
ut「Aちゃん、俺をこんなところに連れ込んでナニするつもりﾂ!?」
わざとらしい甘ったるい声で冗談っぽく言う目の前の男に頭上から声を掛ける。
『…鬱島さんは何して欲しいんですか?』
ut「……は、ぁ?な、Aちゃ、」
そう言って目を合わせて顔を固定し、覗き込むようにすると未だに膝をついている彼の口から疑問の声が翻れる。
彼がなにか言おうとするがそれを制するように男の眼鏡をとる。
何を察知したか彼は目を閉じた。
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いちご飴(プロフ) - 豚肉さん» コメントありがとうこざいます！！主人公の性格、こだわったので気付いていただけて嬉しいです🔥 (3月10日 12時) (
レス) id: 13fdf00f22 (このIDを非表示/違反報告)
豚肉 - タイトル詐欺も主人公の性格も大好きです……！凄く面白いです！応援しています！！ (3月10日 9時) (レス) @page13 id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
いちご飴(プロフ) - 天さん» これからもお空から見ていて下さい…😊 (3月9日 19時) (レス) id: 13fdf00f22 (このIDを非表示/違反報告)
いちご飴(プロフ) - ねむ??さん» 気付いてくれて嬉しいです✌️ (3月9日 19時) (レス) id: 13fdf00f22 (このIDを非表示/違反報告)
天(プロフ) - あ……最高です……(遺言) (3月9日 19時) (レス) @page7 id: 16271c9107 (このIDを非表示/違反報告)
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