【アルカナ・ファミリア】｢悪魔」と｢太陽｣のタロッコ

Ritrno in famiglia3 ページ5

ダンテ｢諸君､多忙な中我がアルカナ・ファミリアのパーパこと、モンドの為にお集まり頂き感謝する。初めにパーパから話がある。｣

そこに現れたのはパーパとマンマ､そして…

リベルタ｢…？誰だあいつ…？｣

会場が歓声で響きながらも、モンドは口を開く

モンド｢諸君｡今日はよく集まってくれた。諸君に伝えたい事が2つある。1つ目は､13年間任務でジャッポネに滞在していた我らの家族､Aが無事に帰ってきた！｣

A「皆さん､お久しぶり…いや､はじめましての方が正しいでしょうか…？いつの間にか、知らない顔が多くて、心底驚きです…｡」

ルカ｢…！A！お久しぶりですね！元気にしていましたか？｣

デビト｢昔っから変わらねぇな〜｣

パーチェ｢確かに〜Aよりも俺たちがでかくなったからね〜」

A｢そうですね､でも、私から見れば3人は変わらないように見えますけどね｣

3人と話している中､フェリチータたちと目が合った
フェル｢A…？｣

A｢大きくなりましたね､お嬢様。ノヴァも……大きくはなりましたが、まだ小さいですね〜」

ノヴァ｢小さいって言うなっ！お前より僕の方が背が高い！｣

ジョ｢フッ…｣

A｢アハハ…ごめんなさい…｡おっと、君は確かリベルタですね。はじめまして、Aと申します。｣

リベルタ｢おうっ！よろしくなっA！｣

そう言って、2人は手を交わした…すると、モンドは再び口を開いた

モンド｢家族が揃ったところで､2つ目の話だ。俺は今日で59歳を迎えた。だが、もういい歳だ…そろそろ隠居を考えている｡｣

全「…！？」

A｢そんな…モンド…？｣

モンド｢そこで、俺の地位を引き継ぐ者を選ぼうと思う。2ヶ月後アルカナデュエロを行う！｣

A｢アルカナ…デュエロ…？｣

モンド｢アルカナ能力を持つ者全てが闘う…最強のアルカナ能力者を決める闘いだ！優勝者にはパーパの座を渡し、願いを俺が叶えてやろう。そして…｣

スミレは悲しそうな顔で下をうつむいた…

A｢…スミレ？｣

モンド｢俺の娘､フェリチータと結婚してもらう…！｣

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