Arcana Duello1 ページ30
ここに、アルカナ・デュエロ開催を宣言する!!
ついに始まってしまったか…優勝して私が叶える願いは………
予選を勝ち抜いたのは各セリエの幹部8人。Aはどんどん勝ち進んでいき、準決勝に到達した。そして、その相手は…
ジョ「フッ…お前がここまでたどり着けるとはな…」
A「その言葉そのまま返す。お前を倒して決勝でお嬢様と戦うのはこの私だ…!」
戦闘の合図とともに2人は身構える
フェル「…A」
ルカ「頑張って下さい!Aっ!!」
パーチェ「負けるな〜!A〜!」
デビト「あんな錬金ジジィ倒しちまえ!」
始まりと同時にAはクナイを取り出し近接攻撃を仕掛ける
ジョ「あまいな…!」
ジョーリィも咄嗟に錬金術で防御壁を張り巡らせた
ガキィィン…!
A「…くっ!」
何度かクナイで攻撃しても防御壁を破壊する事が出来なかった…
ジョ「…どうした?お前の力はその程度だったのか…?」
A「チッ!イル・クリミネ・ディ・シャドウ!」
バキィィィン…!
能力で自身の影の刃を出現させ防御壁を破壊した…
A「…ハァ…ハァ…!」
ジョ「…何故、そこまで必死になる?」
A「私は…!優勝して叶えたい願いを叶えなければ駄目なんだ…!」
ジョ「その願いは…弟を生き返らせる事か…?」
A「…そうだ!」
返答を聞いた途端ジョーリィが炎を放った
A「…ぐぅ!」
ジョ「…それはモンドでも俺でも不可能だ…。あの時、不老不死の実験の失敗で俺は不老になりお前は成長が遅くなってしまった事を忘れたのか…!」
A「…分かってる!…私はあまり歳をとらないのにたいして周りの人達はみるみると成長して歳をとっていく…それがとても怖かった…!
自分は化け物だと身をもって知った…!それでも私は…!」
ジョーリィはさっきよりも威力の増した炎をAに目掛けて放った
A「ぐわぁ!」
ジョ「お前は何も変わっていない…前にも言っただろう…?過去にとらわれたままだと強くなれないと…だからお前は負ける…」
A「私は…勝つ!…ハァ!!」
Aも負けずと影を放った
ジョ「いいや、お前は負けるさ」
と、言った途端ジョーリィの手から強い光が解き放たれた
A「…うっ!影の弱点を知って…!はかったな!ジョーリィ!」
強い光が消え、目を開けた刹那目の前にジョーリィが現れ首を掴まれた
A「ガッ…!」
ジョ「終わりだ…A…」
ルーナ・ピエーナ・ソンノ…!
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作者名:ヒイロ | 作成日時:2018年6月9日 7時