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side 黒
すばるを背負って暗い道を無我夢中で走っていくと遠くから銃声の音が聞こえた。
あのチンピラ、銃なんかもってたんか…！
これはやばい、
とうの昔にすばるは役に立たんし、俺も運動してないせいか、普段より体力がない。
とりあえず、何か、大きなものを見つけてそこに隠れよう。
しばらくすると、大きなはこのようなものにぶつかった。
黒｢と、とりあえず、隠れて、｣
赤｢銃の音聞こえへんかった？｣
黒｢聞こえた…！…めっちゃ恐い｣
赤｢わかる。…あ、｣
黒｢なに？｣
赤｢俺ら、今、心が通じあった…｣
黒｢…｣
こんなんで以心伝心しても嬉しないから。
ゴン、
黒｢え、なに？｣
バン！ガサガサ、
赤｢え、え、もしかしておばけ、｣
意味のわからない音に俺もすばるも自然とお互いを抱きしめあっていた。
橙｢うわぁあおおおおお！！｣
黒赤｢ぎゃぁぁぁぁ！！｣
青｢あ！すばるくん！｣
大きな箱だと思っていたのはヒナが乗ってきていたバンだった。
黒｢おっまえら、チビりそうやったぞ｣
橙｢だってぇー、おばけ？とかいうから！｣
黄｢俺なんもしてへん！｣
黒｢ほんま、勘弁してやぁ、…危ないとこやったわ！｣
赤｢…俺はチビったけどな｣
黒｢…え？｣
青｢侯くん！！ほんま、よかったどこも怪我してへん？｣
章大が俺の体をぺたぺた触って確かめる。
黒｢うん、大丈夫やで、｣
章大の体温が妙に懐かしく思えて、すこしくすぐったかった。
黄｢はよ車乗って！信ちゃんもうすぐでくる！｣
亮が俺の手を取り車に案内する。
黒｢おう、｣
胸が詰まって、泣きそうになる。
黄｢あ、すばるくんは俺らのあとについてきてな。漏らしたんやったら信ちゃんにいわなあかんで！｣
赤｢…｣
すばる、かわいそうに…
橙｢ほんまはな、ここで待機しとけって言われててんけど侯くんの声がした気がして、我慢出来へんかってん！｣
車の中で一連の出来事を隆が細かく説明してくれる。
赤｢あ！俺、ヒナに電話かけなあかんねやった！｣
今まで落ち込んでたすばるが急に顔を上げスマホを忙しなく動かした。
プルルルル
紫『おい！今どこおんねん！』
スピーカーにしていないのにはっきりと聞こえるヒナの声。
赤｢ごめん！俺らヒナの車乗ってる！！電話すんの忘れてた！｣
紫『しばくっ……、まあ、いい、とりあえずそこ向かうから動くなよ！』
すばるが無事で済まないことが確定した。
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よつば銀行(プロフ) - 初めの頃はまだ話が明るめだったのにここにきて話が暗くなり気持ちまで暗くなりそうです。 (2019年12月4日 23時) (携帯から) (
レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
Melody(プロフ) - はるさん» 楽しみにしています。更新頑張って下さい。 (2018年3月21日 22時) (レス) id: 9bd0e05f4d (このIDを非表示/違反報告)
黒雪アリス(プロフ) - はるさん» 頑張って下さい(*^-^*)楽しみに待ってます(*^_^*) (2018年1月28日 3時) (レス) id: 38a8dac152 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 黒雪 アリスさん» ありがとうございます(T_T)受験自体は終わったのですが色々と忙しくて…。でもこれからはなるべく更新するよう頑張ります！ (2017年12月25日 0時) (レス) id: 88ccfb9833 (このIDを非表示/違反報告)
黒雪 アリス - 更新待ってます!! 受験頑張って下さい!! (2017年12月23日 4時) (レス) id: 38a8dac152 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2017年11月4日 14時
