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side 黒
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んでこの近くのコンビニで1人でたむろってたら声かけられてん。
こいつら一人で頼る相手が誰もおらん突っ張りの中高生狙っとるのは知ってたけど一か八かやってんな。
でもこれが大当たり。
すぐここ管理してるやつの下つかしてもろたわ。
ここの部屋一通り見て回ったけど侯の他にも何人か、だいたい中学生くらいか？
家出してきたとか、そんな感じで一人ふらふらしてるとこ捕まえられた様なやつらが二、三人おったわ。
そいつらを出しにマスコミをここに誘い出す。
ほんならこの場は混乱すると俺らは考えてる。
その混乱に乗じてヒナが車、持ってきてくれるからそれに乗って脱出やって算段や。
大まかすぎるすばるの説明。
ほんまは、たぶんもうちょっとなんかしらあるんやと思うけど、すばるも俺も頭悪いからとりあえずなんとかなるってことだけ分かっとけば充分やった。
黒｢それいつくらいに来んの？｣
赤｢1週間後ちょうどお前が売られる日。｣
黒｢大丈夫なんか？｣
赤｢間違いない。絶対助け出せるとは言われへんけどでも、俺らが絶対助け出すから。｣
黒｢…うん、｣
すばるが｢任せとけ｣なんて言うから、
ぐっときて目の奥がじわり、と熱くなった。
このままやと泣いてしまう。
でもかっこわるいとこは見せたくない。
(まぁ、こんな状況でかっこわるいもクソもないけど。)
だから俺は話の続きを急かした。
黒｢警察、くるん｣
赤｢最終的にはな。でも内通者がおると俺らは考えてるから、マスコミにリークするねん。｣
その為に、ヒナめっちゃがんばってた。
これ、ほんまはヒナから話すのがええと思うねんけど…聞くか？
自分の口から話したいけど、でもヒナから聞いた方が良いっていうのが分かっているから、言いたいけど言えない。
…みたいな、微妙な顔のすばる。
その気持ち、めっちゃ分かる。
大切な人が頑張って、何かを成し遂げた時、自分がやった訳でもないのに、人にやたらと自慢したくなってしまうこの気持ち。
誰かに知ってもらいたいんだ。
俺の大切な人はこんなにもすごいことをしたんやってこと。
だから俺はすばるから聞くことにした。
もちろんあとでヒナにも聞くつもりや。
黒｢…教えてくれ。｣
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よつば銀行(プロフ) - 初めの頃はまだ話が明るめだったのにここにきて話が暗くなり気持ちまで暗くなりそうです。 (2019年12月4日 23時) (携帯から) (
レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
Melody(プロフ) - はるさん» 楽しみにしています。更新頑張って下さい。 (2018年3月21日 22時) (レス) id: 9bd0e05f4d (このIDを非表示/違反報告)
黒雪アリス(プロフ) - はるさん» 頑張って下さい(*^-^*)楽しみに待ってます(*^_^*) (2018年1月28日 3時) (レス) id: 38a8dac152 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 黒雪 アリスさん» ありがとうございます(T_T)受験自体は終わったのですが色々と忙しくて…。でもこれからはなるべく更新するよう頑張ります！ (2017年12月25日 0時) (レス) id: 88ccfb9833 (このIDを非表示/違反報告)
黒雪 アリス - 更新待ってます!! 受験頑張って下さい!! (2017年12月23日 4時) (レス) id: 38a8dac152 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2017年11月4日 14時
