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side 赤
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たつがヒナを呼びに行くとヒナは大急ぎで走ってリビングに来たらしい。ちょっとの距離やのに息を切らしてる。
赤｢これや｣
あまり説明もせず紙に書かれた電話番号を渡す。
紫｢…｣
赤｢なんや、解決できそうか？｣
紫｢…わからん、わからんけど、やってみる。｣
ヒナの言葉に俺らは希望の光が見えたような気がした。
紫｢今回は、さすがに警察の助けがいる。｣
赤｢俺、警察はあんまり好きやない｣
ぶす、とした顔をする俺を見てヒナが久しぶりに笑顔を見せた。
紫｢うはは！しゃーないやん！我慢せえ！
ま、…いうても俺の方が不利なんは不利かもしらん。俺は一時保護人みたいなもんやから。｣
｢親の親権主張されたらかないっこないねん。｣
赤｢どうすんの？｣
紫｢まあ、任せとけ！お前らは今回、侯が帰ってきてもいっつものお前らでいられるように普通に過ごしといてほしい。｣
緑｢でも、｣
青｢俺らやって、侯くんのこと助けたい！｣
紫｢侯はたぶんお前らが危ないことしたらめっちゃ心配する。…やから、今回は、｣
赤｢俺は、絶対にそんなことせえへん。俺は侯を助けに行く｣
紫｢…居場所も知らんのにか？｣
ヒナの的確な質問に図星を刺される。
赤｢そ、そやけど、なんとかする！なんとかなる！｣
紫｢おま、それは無茶やろ、…しゃあないなあ。子供代表ですばるに協力してもらうってことでどうや？｣
不満げだった弟達がそれなら、という空気になる。
…意外と俺は信頼されてんのか？
紫｢俺は今からこの電話番号の持ち主を調べる。｣
今日は解散や！
という無駄にでかい声で解散になった。
もしかしたら…！という希望が湧いたからかもしれない。みんな、その日はいつもより少しだけ眠れているように思った。
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よつば銀行(プロフ) - 初めの頃はまだ話が明るめだったのにここにきて話が暗くなり気持ちまで暗くなりそうです。 (2019年12月4日 23時) (携帯から) (
レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
Melody(プロフ) - はるさん» 楽しみにしています。更新頑張って下さい。 (2018年3月21日 22時) (レス) id: 9bd0e05f4d (このIDを非表示/違反報告)
黒雪アリス(プロフ) - はるさん» 頑張って下さい(*^-^*)楽しみに待ってます(*^_^*) (2018年1月28日 3時) (レス) id: 38a8dac152 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 黒雪 アリスさん» ありがとうございます(T_T)受験自体は終わったのですが色々と忙しくて…。でもこれからはなるべく更新するよう頑張ります！ (2017年12月25日 0時) (レス) id: 88ccfb9833 (このIDを非表示/違反報告)
黒雪 アリス - 更新待ってます!! 受験頑張って下さい!! (2017年12月23日 4時) (レス) id: 38a8dac152 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2017年11月4日 14時
