25 sideM ページ25
「ちょ、もう聞けって!」
「・・・はい。」
「あんな、俺もヨコのこと、好きや。」
「まぁ、そうやんな。・・・え?ほんまに言うてんの?」
「そうやって、何回も言わすな!」
ヨコはてっきり振られると思ってたらしく本気で驚いている。
じーって見つめられるから恥ずかしくなって目線をそらす。
「ヒナ、ほんまに?嘘やなくて?」
「ほんまやって。」
「こっち向いてや。」
「なんでっ、、ん、」
無理やりヨコの方向かされてキス・・・された。
「ヒナ、俺めっちゃうれしい。・・・幸せ。」
そういってヨコは満面の笑顔を浮かべる。
今度は痛いくらいに抱きしめられた。
「痛いって、ヨコ!」
「いいやんー!あ、これ嘘とかちゃうよな!?」
「お前、どこまで俺のこと信用してへんねん。」
「ちゃうやん!確認やん!」
「あっそ、」
「ヒナちゃん!拗ねんでやー!まぁ、その拗ねた顔も可愛いけど。」
「可愛ないわ!」
恥ずかしい。でも、もっとされたい。もっときつく抱きしめて欲しい。
俺もヨコの背中に腕を回す。
・・・こんなとこ見られたら、俺死んでまう、わ?
Aとすばると錦戸くんがニヤニヤしながら見てる。
あ、なんか口パクで言ってる。
「どうぞ続けて?」
「キスしろ!!」
「頑張ってください!」
続けられるか!!!
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二九(プロフ) - ありがとうございます!最後まで見ていただけると嬉しいです! (2017年3月18日 8時) (レス) id: 259aeb5cda (このIDを非表示/違反報告)
ちびひな - わー!とっても面白そう(*´∇`*)私にとって非常に嬉しい設定のお話です!今後の展開に期待しています(^^) (2017年3月17日 23時) (レス) id: bc599cef50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤茄子 | 作成日時:2017年3月17日 19時