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望「ほな、廉と楽しんでくるんやで。」
「うん。のんちゃん、部活頑張ってな。」
バスケ部エース、小瀧。
肩を落としながら体育館へと向かって行きました。
のんちゃんも、ほんまやったら放課後遊べてんけど…
大事な大会を控えてるらしく、これへんくなった。
「きてほしかったな、のんちゃん。」
癒しが欲しいよ、切実に。
だって、あの永瀬と一緒におらなあかんねんで？
私の命日、今日かもしれへん。←
廉「俺だけじゃ不満か？」
「うぎゃっ！」
廉「なんやその声(笑)お前、ほんまに女かよ(笑)」
ほらほらほらほらほらほらほらほら！！
こういうところやで！こういうところ！！
だってさ、急に後ろから声掛けられたら“うぎゃっ！”って声も出ると思わん？
どう考えても悪いんは永瀬やろ！
〔廉くんばいば〜い♡〕
廉「ばいばーい！」
〔廉くん、また明日♩〕
廉「おん！またね〜！」
人の気も知らんと、呑気に挨拶をしてる永瀬。
に、一発飛び蹴りをお見舞い。
「まじで消えろ！この色黒鉄パイプ！」
廉「俺そんな黒ないわ！」
「え、自覚してへんの…？かわいそうに…」
廉「憐れみの目で見んなや。」
「鏡あるで？貸したろか？」
廉「余計なお世話じゃ。」
せっかく人が親切心で言うたったのに。
自分の色の黒さ自覚できてへんかったらあかんから、鏡で自分のこと見て自覚したらええと思って。
せやのに、その親切心を無にしやがって。
色黒クソ鉄パイプめ。
重「（人1）ちゃ〜ん！」
ん？この声はもしや…
少し躊躇しながら振り向いた。
「重岡先輩…」
そこには屈託のない笑顔で私に手を振りながら駆け寄ってきた、重岡先輩がいた。
重「久しぶり〜！元気しとった？」
「はい。」
重「あれ？永瀬廉くんやん！」
廉「…それがなにか。」
重「永瀬くんってあれよな！この学校のモテ男！」
いやいや、重岡先輩。
あなたもモテ男なんですよ。自覚ないんですか。
重「（人1）ちゃん、永瀬くんと知り合いやったんや！」
「こう見えて幼馴染なんです。」
重「へー！美男美女やなあ〜。」
「重岡先輩とカレナ先輩もじゃないですか。」
嫌味ったらしく、聞こえたかな…？
皮肉っぽく、聞こえたかな？
もう、今日は帰ろう…
「じゃあ…また明日！さよならっ…！」
今度こそ、忘れよう…
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ののん(プロフ) - 初コメ失礼します！スピンオフ見たいです！((o(｡ >ω<｡)o)) (2016年11月21日 17時) (
レス) id: 0259578a74 (このIDを非表示/違反報告)
くぼみ - めっちゃ面白かったです！感動した笑最近、涙腺緩くなってしもうて。笑、続き楽しみにしてます！頑張れんれん♪ (2016年9月10日 19時) (レス) id: 49f7691da1 (このIDを非表示/違反報告)
梨乃 - すごく面白かったです！！更新頑張って下さい(^o^) (2016年9月9日 15時) (レス) id: 4479b37f92 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - あ、わかりました！！すごく面白いので更新たのしみにまってます！もし他の作品あったら、見させてもらいます(´>∀<｀)ゝ (2016年8月28日 21時) (レス) id: b9b97256b9 (このIDを非表示/違反報告)
みおたん(プロフ) - さくらさん» あ、わかりにくくてすみません！名前です！ (2016年8月28日 21時) (レス) id: a1abe2b3fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みおたん | 作成日時：2016年8月25日 8時
