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凛「うわ！やば！科学の教科書忘れてもうた！」
凪「あほやん。」
涼「私も忘れた〜…」
望「凛花も涼子もあほやな〜(笑)」
「のんちゃんも人のこと言えんやろ。よかったら、私の一緒に見る？」
私がそう言うと、
目をキラキラと輝かせた2人。
“マジ女神！”とか言うて、私の前に跪く。
凪「ごめんな、平野ちゃん。あほ2人が迷惑かけて。」
「いやいや、そんなん全然大丈夫やで。のんちゃんで慣れてるし。」
望「いや〜それほどでも〜♡」
「褒めてないねんけど。」
一斉に5人で笑い出す。
あ〜、楽しい。
これが“青春”ってやつか。
こんな楽しいとか、思ってもみいひんかったわ。
でも、そんな楽しさも、
目の前の光景のせいで無くなる。
愛「なあ、廉〜！今日どこ行く〜？」
廉「愛菜の行きたいとこでええよ。」
前方から、腕を組んだ永瀬と愛菜ちゃんが来た。
あまりにも突然やったから、2人から目を離せんでいると、永瀬と目が合う。
ズキッ
胸が痛む。
永瀬の綺麗な茶色の瞳に、私が映ってる。
永瀬の視界に久しぶりに、私が映ってる。
そう考えただけで嬉しい。けど、
望「今日さ！みんなで（人1）の家泊まろや！」
「「さんせ〜い！」」
凪「あほ。迷惑かけるやろ？」
「凪ちゃん、大丈夫。お泊まり会、しよ？」
「「「やったあ〜！」」」
何食わぬ顔で、永瀬と愛菜ちゃんの横を通り過ぎる。
見たやろ、永瀬。
私はお前がおらんくても、楽しくやっていけてる。
笑顔でおれてる。友達もできた。
もう私には、永瀬なんか必要ない。
ほんまにこれでただの“幼馴染”
これこそ、本来あるべき形や。
運命やってん、これが。
どうせ、私と永瀬が結ばれることは、無いねん。
「…ごめん。ちょっと頭痛いから次の授業休む。」
凪「…平野ちゃん。」
「先生に言うといて？」
涼「大丈夫？！」
凛「ついていくで？」
「ううん、大丈夫！ありがとう！ちょっと休めば大丈夫やと思うから。」
望「…お大事にな？」
のんちゃんに筆記用具等を任せて、
保健室へと急ぐ。
ほんまは、頭なんか全然痛くない。
でも、限界やねん。私。
「永瀬の…あほっ…！」
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ののん(プロフ) - 初コメ失礼します！スピンオフ見たいです！((o(｡ >ω<｡)o)) (2016年11月21日 17時) (
レス) id: 0259578a74 (このIDを非表示/違反報告)
くぼみ - めっちゃ面白かったです！感動した笑最近、涙腺緩くなってしもうて。笑、続き楽しみにしてます！頑張れんれん♪ (2016年9月10日 19時) (レス) id: 49f7691da1 (このIDを非表示/違反報告)
梨乃 - すごく面白かったです！！更新頑張って下さい(^o^) (2016年9月9日 15時) (レス) id: 4479b37f92 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - あ、わかりました！！すごく面白いので更新たのしみにまってます！もし他の作品あったら、見させてもらいます(´>∀<｀)ゝ (2016年8月28日 21時) (レス) id: b9b97256b9 (このIDを非表示/違反報告)
みおたん(プロフ) - さくらさん» あ、わかりにくくてすみません！名前です！ (2016年8月28日 21時) (レス) id: a1abe2b3fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みおたん | 作成日時：2016年8月25日 8時
