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こんな時私には、
相談できる女友達がおらん。
世間のJKは、いつメンとやらと恋バナをしているのであろう。
だがしかし！
私には、女友達がいない！
昔から永瀬と一緒におるし。
クラスもほとんど同じやったし。
永瀬とクラス離れた時は、ほんっまに地獄の日々やったけどな。
「のんちゃん…」
のんちゃん、頼り甲斐あるし、なんでも話せるし。重岡先輩の話も、ずっとのんちゃんに聞いてもろとったんよ。
…でもさすがに迷惑よな。もうすぐ大会やし。
「兄ちゃん…」
うちの兄貴、意外と頼れるんよ。まあ、あほやけど。一応、人生の先輩やしな。まあ。あほやけど。←
…でも実の兄に相談するのは私のプライドが。
ということは。
残るは1人…
「永瀬…」
少しの沈黙の末、
「いやいやいやいやいや！絶対あかん！何考えてん自分！」
自分で自分を突っ込んだ。
永瀬とか1番あかん！てか絶対あかん！
本人やで？！本命やで！？あかんわ絶対！
私、友達少ないなあ…
紫「何悩んでんの？」
「ぎゃっ！兄ちゃん！」
気づけば、ソファに座ってる私の後ろにおった兄ちゃん。
シャワー浴びたんか、茶色の髪が濡れてる。
紫「ずっと唸っとったで。どないした？」
冷蔵庫に水を取りに行ってから、私の隣に腰掛けてきてくれた兄ちゃん。
たまには、兄貴にも相談しよかな…？
「実はな？」
紫「うん？」
「私…」
紫「私？」
「永瀬のこと…」
紫「廉のこと？」
「す…」
廉「紫耀先輩！お邪魔しま〜す！」
ズコーッ！と新喜劇のようにこけた私。
そりゃそうなるやろ？！
だって、永瀬の話してる時に永瀬が登場やで？
しかも“好きなんかもしれへん”って言おうとしてる時に！
「これからお前のことKY・永瀬って呼んだる…」
廉「なんでやねん。俺のことKY言うお前の神経がわからんわ。」
「大事な話してる時に入ってくるお前の神経もわからんわ！」
廉「大事な話？」
ハッ！
やってしまった……
私のあほ！！
なんでよりによって永瀬の前で大事な話してたやなんて…
いや待てよ。
元はと言えば、インターホンも鳴らさんと急に入ってきた永瀬が悪いよな？
「やっぱりお前悪い！嫌い！」
廉「は？！なんの話やねん！しかも、嫌いてなんや！」
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ののん(プロフ) - 初コメ失礼します！スピンオフ見たいです！((o(｡ >ω<｡)o)) (2016年11月21日 17時) (
レス) id: 0259578a74 (このIDを非表示/違反報告)
くぼみ - めっちゃ面白かったです！感動した笑最近、涙腺緩くなってしもうて。笑、続き楽しみにしてます！頑張れんれん♪ (2016年9月10日 19時) (レス) id: 49f7691da1 (このIDを非表示/違反報告)
梨乃 - すごく面白かったです！！更新頑張って下さい(^o^) (2016年9月9日 15時) (レス) id: 4479b37f92 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - あ、わかりました！！すごく面白いので更新たのしみにまってます！もし他の作品あったら、見させてもらいます(´>∀<｀)ゝ (2016年8月28日 21時) (レス) id: b9b97256b9 (このIDを非表示/違反報告)
みおたん(プロフ) - さくらさん» あ、わかりにくくてすみません！名前です！ (2016年8月28日 21時) (レス) id: a1abe2b3fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みおたん | 作成日時：2016年8月25日 8時
