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「結局寝れんかった…」
廉「お前が悪いんやろ。」
「いや、どう考えてもお前やろ。」
望「どっちもどっちやと思うねんけど。」
昨日、永瀬の顔に枕を投げつけたのが地獄の始まり。
朝方まで永瀬の部屋でゲームに付き合わされた。
しかも、バリバリの戦闘ゲーム。
…私が女やってこと、忘れてるよな。
望「でもさ、なんだかんだ言うて仲良いよな。自分ら。」
「「いやいやいやいやいや。」」
望「素直になれへんだけで、ほんまはお互いに好きなんちゃうの？」
ギクッ！
…え、なに？なんで私ギクッ、ってしてんの？
永瀬のことなんか好きじゃないやろ？
やのになんで…
廉「のんちゃん、それはないから安心して。俺、こんなガサツな女絶対無理やから。」
「…その口、もぎ取ったる。」
永瀬に威嚇していると、急に私の肩に回ってきた大きな手。
「えっ…」
望「俺は、ガサツな（人1）も好きやで？」
褒められてんのか貶されてんのか。
ようわからんけど、キュン、とはするわけで。
最近のんちゃんのボディタッチが妙に多いのは、気のせい…？
「あ、ありが…とう…？」
廉「何照れとんねん、ブスなくせして。」
「ブス関係あらへんがな！」
廉「あるわボケ。ブスが照れてもなんも可愛いことあらへん。」
望「そんなことないで？（人1）はブスじゃない。目に入れても痛くないくらい、かわいい。」
「のんちゃん…♡」
廉「ふんっ。あほ2人が。」
あほはお前じゃ、と永瀬に突っ込む。
私とのんちゃんより少し前を歩いていた永瀬が、ピタッと立ち止まる。
あ、もしかして聞こえた？今の突っ込み。
でも、それが聞こえたわけではないらしく…
廉「…今日は北門から入ろ。」
「は？もう目と鼻の先正門やん。」
廉「ええから。黙ってついて来い。」
「もー、なんでやねん。遠回りやのに〜。」
“俺はこっちから入るわ”と、のんちゃん。
ええなあ〜…のんちゃんについていこかな。
いや、あかんな。
そんなんしたら永瀬にブチ切れられる。
結局、遠回りして北門から入った。
北門から入る生徒はほぼおらんくて、
良いんか悪いんかわからんけど、北門に今は、私と永瀬の2人だけ。
「なあ、なんでなん。」
廉「なにが。」
「北門から入った理由。」
そう聞くと永瀬は、
後頭部らへんをわしゃわしゃと掻いた。
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ののん(プロフ) - 初コメ失礼します！スピンオフ見たいです！((o(｡ >ω<｡)o)) (2016年11月21日 17時) (
レス) id: 0259578a74 (このIDを非表示/違反報告)
くぼみ - めっちゃ面白かったです！感動した笑最近、涙腺緩くなってしもうて。笑、続き楽しみにしてます！頑張れんれん♪ (2016年9月10日 19時) (レス) id: 49f7691da1 (このIDを非表示/違反報告)
梨乃 - すごく面白かったです！！更新頑張って下さい(^o^) (2016年9月9日 15時) (レス) id: 4479b37f92 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - あ、わかりました！！すごく面白いので更新たのしみにまってます！もし他の作品あったら、見させてもらいます(´>∀<｀)ゝ (2016年8月28日 21時) (レス) id: b9b97256b9 (このIDを非表示/違反報告)
みおたん(プロフ) - さくらさん» あ、わかりにくくてすみません！名前です！ (2016年8月28日 21時) (レス) id: a1abe2b3fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みおたん | 作成日時：2016年8月25日 8時
