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亜嵐side



ん……


目を開けると、



玲於「起きた？」

亜嵐「……ｯ」



さっきの隼との言い合いが一気にフラッシュバックした




隼「亜嵐くん？」

亜嵐「、ごめｯ…はぁ…」

龍友「どうしたん？なんも気にせんでいいんよ？」




みんな俺を優しそうに見つめてくれてる

なのに……。

怖いと思ってる自分がいた

本当は？

どう思ってるの？


隼に言われたのに、メンバーを前にすると思い出す余裕さえなかった





亜嵐「はぁ…はぁｯ…、だ、め…はぁ、」

隼「どうしたの？亜嵐くん！」

裕太「亜嵐くん、何がダメなん？」



メンバーの目が…

問いかけが…

怖い……




亜嵐「や、ぱり…ｯはぁ…死な、なきゃｯ…生きてちゃｯ…ダメｯ…はぁｯはぁｯ」

玲於「亜嵐くん！」

隼「なんでよ……ｯ泣」

涼太「隼…こっち座ろっか、、」




隼が俺の傍から離れてく

そうやって、みんな消えていくの？

俺はどうすればいいの？



自分でも何故ここまで悪く考えてしまうのかわからない

それさえも……、自分にさえ恐怖心が芽生えた




龍友「亜嵐くん、1回落ち着こか？苦しいやろ？」

亜嵐「はぁｯ…はぁｯはぁｯはぁｯ…くっ、、はぁｯ…」




どんどん早くなる自分の呼吸音

もうどうにでもなればいいのに……

そう思う自分がいるのに、苦しさから助けて欲しい自分もいる





亜嵐「ほっ、といてｯはぁｯはぁｯ…」

玲於「ほっとける訳ないでしょ？」

亜嵐「もぅ、はぁはぁいぃ、、はぁｯはぁｯ…」



苦しさで朦朧としてる意識の中、心の叫びを言ってた気がした

何を話したかは朦朧としすぎて覚えてない

ただ苦しくて、でも一瞬先生が見えて……

気付いたら楽になってた。




でも１つだけ、、


聞こえてきて耳に残ったメンさんの言葉




メン「辛いなら辞めていい、頑張らなくていい、我慢しなくていい！亜嵐くんが笑顔でいてくれたらそれだけで俺らも幸せなんだよ？」





何故かわからないけどスっと心が軽くなった気がした

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