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隼side


亜嵐くんの余命宣告を龍友くんから聞いた

けど、涙より先に不安が押し寄せた



今も龍友くんが診断の結果を亜嵐くんに話してるのに、反応を示さない

どうしたの…?



亜嵐「…はぁ…、そっか…。ごめんね?辛い報告させちゃって…」

龍友「んな事気にせんでええねん。」

亜嵐「あのさ…、今日も1人にさせて欲しいな」

裕太「ほんまに平気なんか?1人になって」



ゆっくり頷く亜嵐くん

みんな部屋を出る準備を始める



涼太「隼?」

隼「少し、ここに残る」

涼太「そっか」



何かを察した涼太くんはニコッと微笑んでみんなと出て行った

ベット横の椅子に座る



亜嵐「…なんで、いるの?」

隼「なんとなく…」



その返答にふっと笑った後



亜嵐「聞いた?俺、あと1年で死ぬらしいよ…、馬鹿らしいよね…、」

隼「……」

亜嵐「…ッ、こんなもん、もういらねぇよッ!」



起き上がって叫んだと同時に酸素マスクを外し、点滴を勢いよく抜いた

腕からタラタラと血が流れる



隼「亜嵐くん!ダメだよ!…やめてっ!」

亜嵐「良いんだよッ!離せっ!はやとッ!」

隼「いや…、離さ、ないっ…」

亜嵐「はぁ…、どうせ、治療してたって意味ない。歩けないし、挙句の果てにはあと1年の命?ははっ笑、生きてたって無駄…、治療したって無駄…」



そう思ってたんだって…

亜嵐くんの胸の内を聞いた時気付いた

振り返れば、最近おかしかった

SOSずっと出てたじゃん…



亜嵐「ッもういい!俺なんて…ッ俺なんて生まれてこなきゃよかった!お前らにも、会わなきゃよかったッ…すぐに死ねば良かっ『パンッ!』ッ…!」

隼「はぁ…はぁ…何言ってんの?本気で言ってんの?亜嵐くんはそう思ってるのかもしれない。でも、GENEにとっても僕にとっても亜嵐くんは欠かせない存在なんだよ?死ねば良かったとか…簡単に言うなッ!」



気付けば亜嵐くんの頬を叩いて、初めて…暴言を吐いていた

目を見開いて固まってしまった亜嵐くん



隼「1年って言われたけどさ…、頑張ってみようよ…。抱え込まずに頼ってよ…。辛い時は泣いていいんだよ?」

亜嵐「…、ごめん…ごめんッぐすっ…うぅッ泣…」

隼「ほっぺ…痛かったね…。ごめんね?」



震えながら泣き出した亜嵐くんの少し赤くなってしまった頬を撫でてから、優しく抱き締めた




もう1人にしないから………

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設定タグ:GENERATIONS , 白濱亜嵐 , 病系   
作品ジャンル:泣ける話
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こもりん??(プロフ) - さらんさん» さらんさん、ありがとうございます、、一時退院するのもありですね……。本当にアドバイスありがとうございます泣助かります、、 (2020年1月21日 20時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - mimiさん» 絆系……、すごい書きやすそうです!頑張って書いてみます!mimiさんいつもありがとうございます泣 (2020年1月21日 20時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
さらん - 余命告げられてからは亜嵐くんがしたいようにしてあげるために退院させるとか事務所にいくとかexile tribeのコンサート見に行くとかどうですか? (2020年1月21日 19時) (レス) id: fd5199fc3e (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - 隼と亜嵐くんの深い絆が分かるような感じはどうですか?ただ苦しむだけでなく病気の苦しさと治らないという心の苦しみの辛さでより悪化していくからそこで2人の深い絆が出てくるみたいな。分かりにくくてすみません(汗) (2020年1月21日 19時) (レス) id: 0fb55262b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こもりん | 作成日時:2020年1月10日 17時

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