検索窓
今日:22 hit、昨日:4 hit、合計:82,376 hit

147 ページ47

涼太side


龍友くんの腕の中で眠ってしまった亜嵐くん



龍友「どうしよう…な……」



龍友くんがそう呟いた

亜嵐くんの病室に入る前に先生に言われた言葉



『自宅に帰られるのは厳しいかもしれません。』



その一言で、差していた光が閉ざされた気がした

不整脈の症状があまりにも酷く、許可が出せないのだという

亜嵐くんが苦しむのも嫌だけど、病院にずっと1人なのも嫌…




玲於「でも…、もう1回言ってみようよ。」

隼「諦めない…。」

裕太「そうやな。」



そう決めて、先生を呼んだ



医師「失礼します。」

涼太「お忙しいところお呼びしてしまいすいません。亜嵐くんの…、事なんですけど、、」

玲於「どうしても…家に帰らせて一緒に24時間いたいんです。お願いします。」



玲於が頭を下げた



医師「私達も、そうしてあげたいと思っております。ですが、今白濱さんの心臓と体調は不安定です。今は下がっていますが、もしまた高熱が出たら今度はもう何が起こるかこちらも分からない状況です。」



そんなひどいの…?

亜嵐くんを見ると、涙の跡がくっきり見えた



隼「でも…、、」

メン「やっぱり…、厳しいですか?」

医師「非常に厳しいです。ですが……、、白濱さん本人も望むのであれば…、許可しましょう。」


え?



涼太「い、いいんですか?!」

医師「はい、ですが、吸引の技術を学んでから帰って頂きたいです。」



そう言うと、看護師さんが変な機械とチューブを持ってきた



医師「こちらをここに着けて、スイッチを押すと、吸引が出来ます。白濱さんは時期に発作が多くなり酷いものになると、呼吸困難になってしまいます。その時喉に唾液や嘔吐物が詰まる事があります。それを吸い取る技術を学んで下さい。」



みんなこのお願いには素直に従った

全ては亜嵐くんのため

一緒に暮らせるなら、こんな事嫌でも何でもない




医師「皆様、お疲れ様です。この機械は持って帰って下さい。退院は明日でよろしくお願いします。」

G「ありがとうございました!」

医師「良いメンバーさん達ですね!」




そう言って、微笑んでから先生は立ち去った



亜嵐くん……


明日帰れるよ!



そう伝えたかったけど、寝てるから我慢して

みんな家に帰った。

148→←146



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (98 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
285人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 白濱亜嵐 , 病系   
作品ジャンル:泣ける話
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

こもりん??(プロフ) - さらんさん» さらんさん、ありがとうございます、、一時退院するのもありですね……。本当にアドバイスありがとうございます泣助かります、、 (2020年1月21日 20時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - mimiさん» 絆系……、すごい書きやすそうです!頑張って書いてみます!mimiさんいつもありがとうございます泣 (2020年1月21日 20時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
さらん - 余命告げられてからは亜嵐くんがしたいようにしてあげるために退院させるとか事務所にいくとかexile tribeのコンサート見に行くとかどうですか? (2020年1月21日 19時) (レス) id: fd5199fc3e (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - 隼と亜嵐くんの深い絆が分かるような感じはどうですか?ただ苦しむだけでなく病気の苦しさと治らないという心の苦しみの辛さでより悪化していくからそこで2人の深い絆が出てくるみたいな。分かりにくくてすみません(汗) (2020年1月21日 19時) (レス) id: 0fb55262b9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こもりん | 作成日時:2020年1月10日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。