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亜嵐side
意識が浮上する感覚がして目を開けると、龍友くんが覗き込んできた。
龍友「起きたか？」
亜嵐「…ん、」
肺の右横がズキズキ少し痛む
なんで…？
それに昨日よりはマシだけど、やっぱりまだ苦しい
亜嵐「ケホッケホッ…」
龍友「おぉ、大丈夫か？」
涼太「今結構出た、、」
結構出た、、？
何が…ｯ
亜嵐「ゲホッゲホッ…ケホッ…ぜー…ぜー…」
龍友「少しベット起こすか。亜嵐くん、ベット少し上がるで？」
静かに上半身が持ち上げられていき45度くらいで止まった
するとスっとさっきまでの苦しさが消えた
亜嵐「はぁ…はぁ…ぃまの、なに、」
龍友くんに目を向けると、自分の体から伸びるホースのようなものに目がいった。
なにこれ……
ホースを追って、院内着をまくると、
え、
胸の横に穴が空いてて、そこに刺さっていた。
亜嵐「なんで?!…なに、これｯ」
龍友「亜嵐くん、あんな？」
亜嵐「はぁ…はぁ…はぁ…」
涼太「亜嵐くん、大丈夫。ゆっくり吸いましょ」
龍友「よく聞いてな…。亜嵐くんの病気で、よく現れる症状らしいんやけど、胸水が溜まってしまってたんやって…。咳と呼吸困難も胸水のせいで起きてたんやないかって。」
亜嵐「きょう…すぃ……」
涼太「これで、呼吸困難とかが起きなければ…の話なんだけど、、」
なんで…
こうなるかなぁ…
もうなんか…
どーなってもいいや、、
亜嵐「そっか…。」
俺が急に冷静になったから、2人とも拍子抜けした表情で俺を見てる
亜嵐「ごめん…。帰って？」
涼太「え、でも…」
龍友「涼太、帰るで。何かあったらいつでも連絡してや？」
亜嵐「……」
2人ともごめん……
寂しそうに帰っていく2人の背中が滲んだ。
何泣いてんだよ……ｯ
亜嵐「うぅっ…ぐすっ…ぐすっ…」
怖いのか、辛いのか、嫌なのか、何なのか分からない感情が押し寄せた。
それと共に、
なんか……
……もう長くないんじゃないかなって急に思う自分がいた
なんでかは分からない……
ｯ決めた……
___ﾌﾟﾙﾙﾙ
亜嵐「…ぁ、ねね、ビデオ持って俺の病室来て。」
？「え、」
亜嵐「ケホッ…いいからｯ…」
今しかない気がするから……
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こもりん??(プロフ) - mimiさん» おめでとうございます！頑張ります！ (2020年1月5日 8時) (
レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - あけましておめでとうございます！更新楽しみにしています！ (2020年1月4日 19時) (レス) id: 0fb55262b9 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - みなゆいさん» おめでとうございます！楽しんで貰えるように頑張りますｆ^^*) (2020年1月4日 16時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - 叶夢さん» おめでとうございます！頑張ります！ (2020年1月4日 16時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
みなゆい(プロフ) - あけましておめでとうございます！！今年もよろしくお願いします！！更新、楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2020年1月4日 12時) (レス) id: a6fe0d12b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こもりん | 作成日時：2019年10月31日 8時
