検索窓
今日:22 hit、昨日:4 hit、合計:134,734 hit

46 ページ46

亜嵐side


それからはまた点滴の治療を始めたんだけど、最近少し気になることがある。



玲於「亜嵐くん、水飲む?」


玲於が俺にペットボトルの水を差し出してきた。


亜嵐「あ、うん!ありがとう!」



バシャンっ!



スルッと俺の手から落ちて、床に転がったペットボトル



龍友「おぉ、大丈夫か?」

玲於「あ…ごめん。」

亜嵐「ううん。大丈夫!手が滑っちゃった 笑 俺こそごめん、」

龍友「しっかり掴めよ?笑」






手が滑ったなんて嘘…






最近フッと手に力が入らなくなる。



おまけに、手がピリピリ痛くなることも増えた。



相談したかったけど……



みんなの笑顔見てたらまた言えなくなった。




ただ疲れてるだけだとも思ったしね…





でもそんなの甘い考えだって次の日思い知らされるなんて……





______________________________




亜嵐「ん……うッ」



朝起きたら、右腕にビリビリと痺れるような痛みが肩から手先にかけて走った。

電流が流れているように動かない俺の腕



亜嵐「う…くっ、、っはぁ、はぁっ…はぁっ…」



だんだん痛みが引いてきて、ゆっくり動かせるようになった。

なんの…痛み……?




亜嵐「はぁっ…朝から最悪…。顔洗お」



さっきのもがいた疲れが残っている体を無理矢理動かし立ち上がった。



亜嵐「……わっ」



急に足がもつれ、コケそうになった。



亜嵐「ははっ笑もう朝からなにやってんの、俺」







この時から、始まっていたなんて…



俺の知らない所で、



警報はなっていたんだ。







ここからが…これからが……







俺にとって、





地獄の日々の幕開けだった。

47→←45



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (89 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
261人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 白濱亜嵐 , 病系   
作品ジャンル:泣ける話
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

こもりん??(プロフ) - mimiさん» ありがとうございます!mimiさんの案も参考にさせて頂きます!頑張ります! (2019年10月30日 7時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - みなゆいさん» ありがとうございます!参考にさせて頂きます!頑張ります! (2019年10月30日 7時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - 貧血が酷くなる?でどうでしょうか?頑張ってくださいね! (2019年10月30日 4時) (レス) id: 0fb55262b9 (このIDを非表示/違反報告)
みなゆい(プロフ) - 上手く言えないですけど、高熱が下がりにくくなる、とかですかね。参考になれば嬉しいです!これからも頑張ってください! (2019年10月29日 23時) (レス) id: 4860837c68 (このIDを非表示/違反報告)
かんな - はい! (2019年10月13日 15時) (レス) id: 1c96882bec (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こもりん | 作成日時:2019年9月19日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。