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涼太side


あれから亜嵐くんは結局目を覚まさなくて、撮影は中止になった。

スタッフさん達もお大事にと声を掛けてくれるいい方達でよかった。



今は、またみんなで亜嵐くんの家にいる。



亜嵐「んん……。ぉれ…」

龍友「大丈夫か?」

亜嵐「撮影は!?」

龍友「そんな勢いよく起き上がるな!おっと、、」


勢いよく起き上がった亜嵐くん

ふらっと龍友くんの方に倒れ込む。


亜嵐「ごめん……。また…」

玲於「また……貧血?」

亜嵐「なんか…。目の前が急に暗くなって…」

隼「それ、貧血ですよね……。こんな頻繁に起こります?」

裕太「そんな起こらんイメージやけどな。」



みんなの頭にハテナが浮かぶ。
それと共に少し不安の色も見えた。



龍友「なぁ、亜嵐くん…身体きつくないか?」

亜嵐「言われてみれば……だるい……」

龍友「メンさん!体温計取ってください!」

隼「熱……?」

メン「はいよ!高そう?」

龍友「ちょっとな……」



深刻な顔で亜嵐くんをベットに優しくおろし、体温計を挟む龍友くん



ピピピピ…


玲於「何度?」

龍友「37度5分」

涼太「微熱……。」

亜嵐「はぁ…はぁ…けほけほっ……」

龍友「風邪なんかなぁ……。」

隼「一応風邪薬飲んどきます?」



隼の提案通り風邪薬を服用した亜嵐くん。

それにしても、なんかだるそう。



微熱と言ってもそこまで高くはないし、いつもの亜嵐くんなら笑えてるはずなのに……





龍友「涼太、どないしたん?」



深刻な顔をしてしまっていたのか、龍友くんに話し掛けられた。




涼太「いや…。微熱の割にぐったりだなと思って……」



俺の言葉を静かに聞き、亜嵐くんを見つめる龍友くん



龍友「そやな…。このまま下がればいいんやけどな……。」

玲於「下がらなかったら、病院行きます?」

龍友「そうしよか」




今も苦しそうに呼吸をしている亜嵐くん



どうしたの?
なんか…変だよ……。







なんでか分からないけど、そんな気がした。








背筋がヒヤッとした。

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設定タグ:GENERATIONS , 白濱亜嵐 , 病系   
作品ジャンル:泣ける話
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こもりん??(プロフ) - mimiさん» ありがとうございます!mimiさんの案も参考にさせて頂きます!頑張ります! (2019年10月30日 7時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - みなゆいさん» ありがとうございます!参考にさせて頂きます!頑張ります! (2019年10月30日 7時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - 貧血が酷くなる?でどうでしょうか?頑張ってくださいね! (2019年10月30日 4時) (レス) id: 0fb55262b9 (このIDを非表示/違反報告)
みなゆい(プロフ) - 上手く言えないですけど、高熱が下がりにくくなる、とかですかね。参考になれば嬉しいです!これからも頑張ってください! (2019年10月29日 23時) (レス) id: 4860837c68 (このIDを非表示/違反報告)
かんな - はい! (2019年10月13日 15時) (レス) id: 1c96882bec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こもりん | 作成日時:2019年9月19日 9時

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