ありがとう

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亜嵐side


目を覚ますと陽の光が差し込んでいた。

あ……
俺昨日Mステの後限界きたんだっけ…


スマホを見ると、インスタやTwitterでGENERATIONS活動休止の事が沢山書かれていた。



亜嵐「はぁ……」



これで良かったのかな…。
次期に俺の病気の事も報告されるよね。


コンコン…



亜嵐「はい！」

医師「おはようございます。体調の方どうですか？」

亜嵐「だるくも無いですし、大丈夫です」

医師「そうですか！良かったです。白濱さんに伝えなければいけないことがあります。以前から使っていた薬ありますよね？」

亜嵐「はい…」

医師「一昨日の検査結果や以前の結果を見ると、効果が出ていません。症状のスピードが早くなってしまっています。」



え……？
早く…なってる？



亜嵐「どうにか…ならないんですか!?」

医師「薬の方を強くする方向を考えています。ですが、副作用がついてきます。」

亜嵐「どんな症状ですか？」

医師「多くの割合で多いのが上気道感染症です。風邪の症状が少し酷くなる感じです。それが悪化すると、肺炎になってしまう可能性も高いです。ですが、この薬が今の白濱さんには必要なんです。」



上気道感染症…
肺炎……


怖かったけど選択肢は1つだった。




亜嵐「お願いします。」

医師「分かりました。」



その後、看護師さんが来て俺の腕に新しい薬が入った点滴を付けて出て行った。


メンバーに言わなきゃな〜……



LINEで言おうと思い手を伸ばした時



ガラガラっ…



隼「亜嵐く〜ん！」

玲於「走んなよ！」

龍友「お、起きとんのか！大丈夫か？」



勢いよく入ってきた隼を先頭に全員入ってきた。
何でこんなに読んだかのように、タイミングよく来てくれるの？笑

さすが俺たち、、



亜嵐「みんなにさ、話しておきたいことがあるんだよね。」

涼太「なに？」



みんな俺のベットに寄ってきて、俺の言葉を待ってる。




亜嵐「今日の朝からなんだけど、薬が変わったのね。前のやつ効果でなくてさ。で〜…、副作用が出るんだよね。上気道感染症…風邪の酷いバージョンと肺炎が主な症状らしくて、またみんなにめi」

裕太「迷惑じゃないで？」



俺の言葉を遮ってきた裕太くん



裕太「俺たちの事なんか気にせんでええねん。辛いのも、頑張ってるのも、亜嵐くんやん。弱い所全部見せてええねんで！」

隼「そうそう！」




俺はみんなの優しさに涙が出そうになった。




亜嵐「ありがとう…！」

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