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隼side
僕の隣に寝ている亜嵐くん、
顔色も悪く息も荒い。
おでこに手を当てると少し熱を持っていた。
隼「龍友くん、亜嵐くん熱あるかも……」
龍友「え、…あ〜、、」
龍友くんも顔を曇らせた。
涼太「やっぱりきつかったかなぁ……」
僕は、亜嵐くんが消えちゃいそうで以前よりほっそりとした背中を撫でた。
10分くらい走った時、
ん？
亜嵐くんを見ると、薄く目を開けていた
隼「亜嵐くん？」
亜嵐「……っ」
すると、背中が波打ち苦しそうに目を瞑った。
隼「だれか！袋！」
メン「はい！吐きそう？」
隼「貧血が酷いからかも」
龍友「おし、起こすで？」
亜嵐「はぁ…はぁはぁっ…おえっ！はぁ…はぁ…」
龍友くんに起こされたと同時に袋に吐き出す亜嵐くん
背中をさするとさらに激しく戻し始めた。
玲於「マネさん！あとどれくらい？」
マネ「今ちょっと渋滞で…。あと10分程です！」
裕太「そんなかかるんか……、、」
亜嵐「げえっ！……っおぇぇっ！げほっげほっ…」
涙を流しながら、苦しそうに嘔吐く亜嵐くんに姿を見てるのは僕にはきつくて、涙が出てきた。
涼太「隼、代わろうか？」
隼「ｸﾞｽｯ……大丈夫……」
亜嵐くんが僕をちらっと見て
亜嵐「大丈夫っ…だからっ……げほっげほっ…」
苦しそうにそう言って、少し微笑んだ。
何で…
こんな状況で僕に…
笑ってくれるの……？
強すぎるよ……
亜嵐くん……
亜嵐「はぁはぁ…げっ……もぅ、、大丈夫……、」
龍友「お、これ飲めるか？」
亜嵐「ありがとう……」
涼太「あと少しだからそれまで横になる？」
亜嵐「……座ってたい……」
隼「…っじゃあ、僕の肩に寄りかかっていいよ！」
亜嵐「ふふっ……ありがとう……はやと、、」
そう言ってゆっくりもたれかかってきた亜嵐くん
亜嵐「……はぁ…はぁ……」
でもやっぱり辛いのか、眉間に皺を寄せながら目を瞑ってる。
玲於「あ、あと少しだ。大丈夫そう？隼」
隼「うん。けど苦しそう……」
そうこうしてるうちに、病院に到着した。
メンさんがおんぶして、亜嵐くんを運んで、龍友くんが担当医に話をしに行った。
看護師さんが、貧血と熱を下げる薬と脱水防止の点滴をしてくれて、少し顔色が良くなった亜嵐くん。
玲於「また明日来るね、、」
龍友「ゆっくり休んでな！」
皆それぞれ寝ている亜嵐くんに声を掛け僕達は病院を後にした。
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こもりん??(プロフ) - mimiさん» ありがとうございます！mimiさんの案も参考にさせて頂きます！頑張ります！ (2019年10月30日 7時) (
レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - みなゆいさん» ありがとうございます！参考にさせて頂きます！頑張ります！ (2019年10月30日 7時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - 貧血が酷くなる？でどうでしょうか？頑張ってくださいね！ (2019年10月30日 4時) (レス) id: 0fb55262b9 (このIDを非表示/違反報告)
みなゆい(プロフ) - 上手く言えないですけど、高熱が下がりにくくなる、とかですかね。参考になれば嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2019年10月29日 23時) (レス) id: 4860837c68 (このIDを非表示/違反報告)
かんな - はい！ (2019年10月13日 15時) (レス) id: 1c96882bec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こもりん | 作成日時：2019年9月19日 9時
