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玲於side


診断された日から、俺らは行ける時は皆で病室に足を運ぶようにしていた。

治療薬がないから、熱出たら解熱剤、リンパが腫れたらその炎症を少しだけ緩和させることが出来るトシリズマズ?みたいな変な薬を使うらしい。

話聞いてもよくわからなかったけど、副作用がキツイってことは分かった。


ガラガラ…



玲於「おはよーございまーす!」

亜嵐「…」



ん?



玲於「亜嵐くん?」


ベットに近づくと上がり下がりが激しい布団。
呼吸…荒い?


玲於「亜嵐くん、ごめん。めくるよ?」



布団を優しくめくり顔を出すと、




亜嵐「…ッ…はぁ…はぁ……はぁ…」

玲於「亜嵐くん!?」



真っ赤な顔で荒い呼吸を繰り返している亜嵐くんがいた。

病気の症状だ…



でもこんな高そうなのは初めてで、一応ナースコールを押した。




玲於「亜嵐くん!今先生来るからね!」

亜嵐「うぅ…はぁ……はぁ……」



ぎゅっと目を瞑って苦しそうに唸るだけで俺の事は見てくれなかった。




ガラガラ…



医師「白濱さん!大丈夫ですからね!今解熱剤入れていきますね!」

看護師「38度8分です」



そんなにあったんだ…



亜嵐くんの鍛えられた腕に針が刺されて解熱剤がぶら下げられた。




医師「1時間ほどで終わりますので。」

玲於「ありがとうございます。」




先生が出て行った後、ベット横の椅子に座りゲームをしてたら





亜嵐「…れ、ぉ。」

玲於「…!何?」

亜嵐「ごめん…ね、はぁ…ぁりがと…」

玲於「ううん。良いんだよ!熱高いね。」

亜嵐「はぁ…ぅん…」

玲於「ふふっ笑眠いなら寝ていいよ!」




今にも目が閉じそうなのに、頑張って起きてる亜嵐くん。

俺がトントンしてたらすぐに寝息を立て始めた。



玲於「冷えピタ貼っとくか、」

亜嵐「…ッ……」



貼った時身じろいだけど、起きなかった。







この前の先生の話の内容で一つだけずっと引っかかってる病状が頭から離れない。




" 末梢神経障害 "




調べてみたらダンサーとしては絶望する病気。







神様…







亜嵐くんを守って下さい…

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設定タグ:GENERATIONS , 白濱亜嵐 , 病系   
作品ジャンル:泣ける話
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こもりん??(プロフ) - mimiさん» ありがとうございます!mimiさんの案も参考にさせて頂きます!頑張ります! (2019年10月30日 7時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - みなゆいさん» ありがとうございます!参考にさせて頂きます!頑張ります! (2019年10月30日 7時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - 貧血が酷くなる?でどうでしょうか?頑張ってくださいね! (2019年10月30日 4時) (レス) id: 0fb55262b9 (このIDを非表示/違反報告)
みなゆい(プロフ) - 上手く言えないですけど、高熱が下がりにくくなる、とかですかね。参考になれば嬉しいです!これからも頑張ってください! (2019年10月29日 23時) (レス) id: 4860837c68 (このIDを非表示/違反報告)
かんな - はい! (2019年10月13日 15時) (レス) id: 1c96882bec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こもりん | 作成日時:2019年9月19日 9時

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