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隼side



僕が目覚めた日から、3週間が経った。


肺の移植……

したんだね。僕。



楽屋でボタンを開け胸を見る。


縦に入った傷をそっと撫でる。



目を瞑って今生きられていることに感謝する。




ありがとう……



いつもの日課。





ガチャ



玲於「早く行くぞ!」

隼「うん!」







ドナーを提供してくれた方、、


本当にありがとうございます!









僕はこの人の生きられなかった未来を、、



_________生きていきます。









ファン「キャーーーーー!」

隼「皆さん!お待たせしました!小森……完全復活でぇーーーす!」



やばい……


ファンの皆さんの顔や歓声を聞いた途端僕の涙腺は崩壊した。





隼「今まで…ほんとに応援ありがとうございました……」

龍友「泣くなや〜、、はやとぉ〜泣」

玲於「泣くとか、、反則、、グスッ……」

涼太「お帰り!グスッ……」

メン「隼ほんtー」

裕太「めっちゃ楽しもうや!」

メン「いや、遮らんで?笑」

亜嵐「あははは笑」




みんなドームツアーのステージ中央で泣いた。
ファンの皆さんも大きな拍手と共に泣いていた。



ありがとう……



ありがとう……






隼「これからも…グスッ……大好きなこの仲間たちと一緒に頑張っていきますので……グスッ応援、、」


GENE「よろしくお願いしますっ!」





7人で手を繋ぎ深く深くお辞儀した。



とめどなく溢れてくる涙。



もう一度夢見たこの場所にもどってこられた奇跡
ドームに立てた奇跡




色々なことに感謝しながらのツアーだった。






ツアー後、僕へのメッセージや手紙は山ほど届いた。




生きてて良かった……





隼「改めて、みんなありがとう!」

龍友「なんや、改まって笑」





隼「そして……









_______________ただいま!」







その瞬間玲於が飛びついてきてみんなその後に続き抱きついてきた。


全員「お帰り〜!」





やっぱり……




GENEで良かった。








そう思えた瞬間だった。









end.

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設定タグ:GENERATIONS , 小森隼 , 病系   
作品ジャンル:泣ける話
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こもりん??(プロフ) - さつきさん» え……、、すっごい嬉しいです!書いて良かったです´`*長いのに、最後まで読んでくださりありがとうございました! (2020年6月3日 21時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 最初から全部読ませていただきました。いろんな話を読んできましたが、初めて涙が出ました。ほんと感動しました! (2020年6月3日 21時) (レス) id: fa4c7fa2a6 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - こもれお☆さん» あらら…。初めての作品だったのでそう言って頂けて凄く嬉しいです! (2020年4月10日 22時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
こもれお☆(プロフ) - あれ?目から滝が...(;ω;) (2020年4月10日 1時) (レス) id: c272066b12 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - むぅちゃんさん» そんな……!ありがとうございます!すごい嬉しいです!最後まで読んで頂きありがとうございますf^^*) (2019年10月2日 0時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こもりん | 作成日時:2019年9月1日 22時

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