108＊ ページ8
亜嵐side
ご飯食べ終わって、今はみんなでテレビを見てまったりしてる！
隼「はぁ、はぁ…ｹﾎｹﾎｯ、ｹﾞﾎｯ…はぁ…ｹﾎｹﾎｯ」
あれ
また咳で始めちゃったな…
隼を見ると、苦しそうに眉間にシワがよってる。
涼太「大丈夫？」
涼太も心配そうに声かけてる。
亜嵐「ちょっと起きようか。」
起こして、背中をさすっていたら
隼「はぁっ、ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾎｹﾎｯ…ぅえっ……」
最後に、吐きそうになった隼
龍友くんが袋をくれて、涼太が隼の口元に当てている。
隼「ｹﾎｹﾎｯ、おぇっ……ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、っはぁはぁっ」
裕太「顔真っ青や、気持ち悪いんやな…」
裕太くんの言葉で顔を覗き込んでみると、真っ青な顔で頑張って吐かないように耐えてる感じの隼
亜嵐「隼、気持ち悪い？」
そう聞くと、
隼「はぁっ、気持ち悪ぃｯ…げぇっ…ｹﾞﾎｯ、」
限界だったのか、気持ち悪いと言った後、吐き出した。
誘発されたか…
隼「ｸﾞｽｯ……ｸﾞｽｯ、ヒック…はぁ…えっ、」
泣いちゃった。
辛いもんな。
涼太「辛いね…。」
隼「ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ…ひゅ……ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯ」
亜嵐「ん？……今呼吸音変じゃなかった？」
涼太「うそ…、分からなかった。」
亜嵐「気のせいかな……」
今、ひゅって聞こえた気がしたんだけど、
隼「ｹﾞﾎｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…うっ、げぇっ…」
それにしても咳止まらないな…
ていうか、さっきから隼フラフラしてる
酸素回ってない……？
カニューレしてはいるけど、やっぱりダメか…
亜嵐「はやと〜？分かる？」
隼「はぁっ、っはぁｯｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯ…」
裕太「隼？…おい、これやばいんちゃう？」
メ「なんかさ、目の焦点合ってないよね…」
玲於「はやとー！」
みんなに呼びかけられてるのに、隼の潤んだ瞳は俺らを捕えない。
意識が朦朧としてる感じ…
龍友「どないする？病院連絡する？」
亜嵐「ぅーん…、した方が―」
隼「ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ、ｯゲボっ」
急に今日1番激しい咳したと思ったら、涼太が持つ袋に、パシャッっと音を立てて隼の大量の吐瀉物が入った。
涼太「え……」
嘘だろ……
隼は、大量の吐血をした。
いつもとは比べ物にならない量
隼「はぁ…はぁ…ゔぅ……ｯはぁ………はぁ…」
隼の目がだんだん閉じられていく。
やばい
亜嵐「隼！おい！はやとっ！」
龍友「救急車呼ぶわ！」
隼…
どうしたんだよ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 209人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こもりん??(プロフ) - あんさん» やっぱり泣いちゃいますよね！笑 ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年3月22日 23時) (
レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - こもりん??さん» 私も泣いてしまって読めない気がします（笑）これからも更新楽しみにしてます! (2019年3月21日 18時) (レス) id: 500db723e5 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - あんさん» 間に合わなかった系ですね……泣 書いてるうちに私が泣いちゃって書けなくなっちゃいますね、きっと笑 限界まで来て危険な状態になってしまい……どうなるかお楽しみに！笑 提案してくれてありがとうございます！ (2019年3月21日 18時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - 移植する日が決まったけど、移植する前日に隼くんの身体に限界が来てしまう…みたいな流れはどうでしょうか？これからもお話楽しみにしてます！ (2019年3月21日 1時) (レス) id: 500db723e5 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - はーとくんさん» ありがとうございます！志田は最悪な人間ですね！更新頑張ります！ (2019年3月11日 23時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こもりん | 作成日時：2019年2月8日 19時
