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亜嵐side
目を背けたくなるような事件から5日たった。
今は全員でICUに居る。
ピッピッと規則正しく刻まれる音
隼が生きている事を唯一確認出来るものだった。
未だ意識が戻らない隼
高熱も続いている。
体中に巻かれた包帯、胸を固定しているバンドの痛々しさ、何個もの点滴、
見ているだけで、辛い……
玲於「はやと？もう戻ってきて大丈夫だよ？目を……覚ましてｯ……。」
玲於が泣きながら隼に話している。
俺は隼の手を握った。
細い手は凄く冷たかった。
ガラガラ……
医「白濱さん、よろしいですか？」
亜嵐「はい、」
ICUを出て、検査結果をいつもよく聞いている部屋に案内された。
なんだろ…
医「小森さんの事なのですが、胸骨を骨折されていますので、痛みを避ける為に咳を我慢してしまうと思われます。ですが、我慢されると合併症を引き起こしてしまいます。」
合併症…、
亜嵐「合併症って…。何の病気にかかっちゃうんですか？」
医「……肺炎です。」
え。
また肺炎？
治ったばっかりなのに。
亜嵐「防ぐことは出来ないんですか!?」
医「合併症になるかどうかも、人それぞれなのでなんとも言えませんが、防ぐことは難しいです。」
こう言われてしまったら、もうならない事を祈るしかない。
亜嵐「ありがとうございます……。隼の事、よろしくお願いします。」
ICUに戻ると、やっぱりまだ目は開いていなかった。
涼太「何言われたんですか？」
亜嵐「…なんか……胸骨骨折しちゃうと痛みから咳我慢しちゃうんだって。それで我慢すると、合併症引き起こすって…」
メ「合併症……。何の病気？」
亜嵐「…肺炎。」
龍友「嘘やろ？」
俺は首を振った。
一気に静かになるICUの病室。
ピッピッとなる心電図の音だけが鳴り響いていた。
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こもりん??(プロフ) - あんさん» やっぱり泣いちゃいますよね！笑 ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年3月22日 23時) (
レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - こもりん??さん» 私も泣いてしまって読めない気がします（笑）これからも更新楽しみにしてます! (2019年3月21日 18時) (レス) id: 500db723e5 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - あんさん» 間に合わなかった系ですね……泣 書いてるうちに私が泣いちゃって書けなくなっちゃいますね、きっと笑 限界まで来て危険な状態になってしまい……どうなるかお楽しみに！笑 提案してくれてありがとうございます！ (2019年3月21日 18時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - 移植する日が決まったけど、移植する前日に隼くんの身体に限界が来てしまう…みたいな流れはどうでしょうか？これからもお話楽しみにしてます！ (2019年3月21日 1時) (レス) id: 500db723e5 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - はーとくんさん» ありがとうございます！志田は最悪な人間ですね！更新頑張ります！ (2019年3月11日 23時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こもりん | 作成日時：2019年2月8日 19時
