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隼side


僕は息苦しさで目が覚めた。

隼「んっ…はぁっ……はぁっ……」


今は……朝?

あれ、玲於が手を握ってる。
反対は龍友くんが握ってる。

てか、みんな僕のベットに凭れて寝てる……
僕また迷惑かけたんだな…記憶ないけど…。
解熱剤の点滴だ。


玲於「んんぅ……。ほわぁぁ、、ん?隼起きたの?おはよう!」

隼「おはよぉ…はぁ…はぁ…」

玲於「少し苦しい?」

隼「ぅん……ケホッ…」

龍友「んゎ……おはよう、どしたん?苦しいんか?」

玲於「そうみたいで……」

隼「先生っ…呼んで…っはぁ……はぁっ……」

もう苦しすぎてよくわからないから呼んで欲しかった。

少しして先生が来て、酸素量を上げてくれた。

みんな起きて、心配してくれた。


そして朝ごはんの時間。

看「おはようございます!朝ごはんですよ!」

食べられるかなぁ…

玲於「食べれるだけ食べな?ゆっくりね?」

食事の時だけ前は外せてたけど、今は鼻カニューレを付けないと苦しくなってしまう。

ダメだな〜、俺の体、
今はまだ抗がん剤の治療の効果が少しだけあったから、まだ鼻カニューレでも生活出来てる!

感謝だねぇ笑


裕太「食べないんか?具合悪いん?」


あっ、考え事してたら食べ始めんの忘れてた笑

隼「いただきます!」


みんなも一緒に食べてる!嬉しいな、

カタカタカタッ……

あれ、手が震える……
なんでだろ……


玲於「押さえててあげるから食べな?熱性痙攣の後遺症ちょっと残っちゃったんだって…」


隼「そっか、…ありがとう!…………おいしい!」


みんなニコニコしてるから、僕も嬉しくなって笑った。

隼「んふふっ……ッケホケホッ……」

玲於「大丈夫?はい、水…」

つっかえた時、玲於が背中さすってくれて水をくれたからすぐ治まった。

隼「ありがとう!…ごちそうさま!」

涼太「片付けてくるね!」

隼「ありがとう!」



それからみんなでワイワイしていた時、

コンコン!

医「白濱さん、ちょっとよろしいですか?」


亜嵐「はい…?」


一瞬で静まりかえる病室。
絶対僕の話だよね…
僕のせいで暗くなる…
嫌だ…ごめんなさい……

隼「ごめんね……っはぁ、はぁっはぁっ……僕…僕のせいでっはぁ……ッケホケホッっはぁはぁはぁっ…」


苦しい……
息ができない…

隼「ぁ…あ゙っはっ…はぁっはぁっはぁっはっ…」

玲於「はやと!?ゆっくりだよ!大丈夫だからっ!」

む…り……
くるし……

玲於の大声を最後に僕は意識を失った。

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設定タグ:GENERATIONS , 小森隼 , 病系   
作品ジャンル:泣ける話
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こもりん??(プロフ) - りなgさん» 初めまして!スタッフの行動自分で書いてて許せないと思ってました。これからも頑張りますのでよろしくお願いします! (2019年2月2日 0時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - はじめまして。スタッフ達の行動がホントに許せない!!!早くドナーが見つかってほしい!!と願いながら読んでます。 (2019年2月1日 23時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年1月30日 0時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 昨日みつけて一気に読ませていただきました!隼くんが早く元気になって欲しいと思いながら見てます更新頑張ってください! (2019年1月29日 23時) (レス) id: 11d3d19926 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こもりん | 作成日時:2019年1月18日 23時

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