希望をもって２

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隼side


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意識がふわっとしたと思ったら一気に現実に戻った。


頭が割れるように痛いのは変わってない…、
苦しいのも……

でも寒いのは消えたかな…

ぽわ〜っとしてるまま薄く目を開いて見えたのは、玲於と亜嵐くん。

…ご飯食べてる……？


喉乾いたな…


今お昼なのかな…


昨日の夜キツかったな、今もだけど、

など考えてたその時、、、、


玲於「…あ！はやと！おはよう、大丈夫？」


玲於……


隼「 ﾊｧｯ……だぃじょ…ぶ、ｹﾞﾎｯｹﾎｯ…」


亜嵐「隼、おはよう！…水飲める？」


飲みたい……


こくっと頷けば、起こすよー？って言われて、酸素マスクが外された。

ストローが口にあたった。


隼「ｹﾎｯ……ｯﾊｧｯ…ｺﾞｸｯ、、ｯﾊｧｯ…ｺﾞｸｯ、ｯｹﾞﾎｯ…」

飲んでても苦しいから、時間がかかる。
苦しくて最後はむせてしまった。

亜嵐「おぉ、大丈夫？」

隼「ｹﾎｯｹﾎｯｹﾞﾎｯ…ｯﾊｧｯ…ｯﾊｧｯ…ｹﾎｯｹﾎｯ……ｯ」


咳で飲んだやつが出そうになる。


玲於「 戻しちゃいそう？大丈夫？」
袋を広げてくれる玲於


隼「ｹﾎｯ……だぃじょぶ…ｯﾊｧｯ…ぁりがとぉ……」


苦しい…

そう思った時、鼻チューブを龍友くんが付けてくれた。


龍友「苦しかったな、、これで少しはマシやろ？」


苦しくてお礼言えなくて精一杯頷く。


涼太「このゼリー少しでも食べれるといいんだけどな…」


亜嵐「食べれる？」


隼「ﾊｧｯ…ﾊｧｯ……た…べたぃ……ｯﾊｧｯ…」



食べ始めてから3口目でギブアップ、



隼「ﾊｧｯ……ｯﾊｧｯ…ｹﾎｯｹﾎｯ……ｯﾊｧｯ…ｹﾞﾎｯｹﾎｯ…」



本格的に頭も痛いし、苦しい……



亜嵐「ちょっと酸素上げよ…。はやと〜頑張れ…」



苦しい……
頭痛い……

これが頭の中でグルグル回ってる中意識を手放した。

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