HIVE:) 2

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ニキside



ヒスン「まぁ、あまり気にしないでいつも通りのニキでね！」

ニキ「はい！」



……ガチャン……




ニキ「はぁ…っ…」



自分のスマホでもう一度コメント欄を見る

数々の僕へのコメントがどんどん更新されていく




ニキ「なんで…だめなの…？電話してちゃっ…」




自分の唯一の癒しと気を抜ける時間を取られた気がした

それと共に親の事を馬鹿にされたような気もして涙が溢れた




ニキ「ぐすっ…はぁ、うぅっ…」




その日から、僕はナイトルーティーンだった電話を辞めた

お母さんやお姉ちゃんから、連絡が入っても緊急の時以外はあまり返さなかった



男らしくならなきゃ……



それから仕事もほんとに忙しくなって、前とは比べ物にならないほどだった

寝る時間も減ってきて、宿舎でゆっくりすることもできなくなっていた

疲れた……

お母さんの声が聞きたい……





母『りき〜、今日もお疲れ様！』



母『ちゃんとご飯食べてる？寝られてる？』



母『今日もちゃんと可愛い笑顔だったよ〜！』





お母さんとの過去の電話の会話が頭でループする

でもっ…電話するとまたっ…




ジェイク「ニキ、大丈夫？」

ニキ「…はっ、、」

ジェイ「生放送終わったけど…」

ニキ「…ぁ、」




僕なんか話したっけ？

ちゃんと出来てた？

わからない…

どうしよう……




ジョンウォン「ニキ話振られてたけど、黙ったままで…大丈夫？」

ニキ「…ぁ、…ごめっ…なさぃ」

ソヌ「そういう時もあるよ、、ね？」




ソヌヒョンが立たせてくれて、手を繋いでくれた

スタジオを出ようとした時、




スタッフ「ニキくん、今日ダメダメだね。」

スタッフ「もっとしっかりしてるのかと。でもお母さんっ子らしいので、、、」




なんで…

なんで…


みんなからヒソヒソ話されてる……

みんな僕の事を悪く言ってる……

ヒョンたちもいつか、見捨てるかもしれない……




ニキ「…っやっ、、ぃやだっ！」

ソヌ「ニキ?!」

ジェイ「どうした？」




怖いっ…

お母さんっ…

会いたいよ、、




ニキ「おかぁ、、さっ…はっ、はぁ…あぁっ！」

ジェイク「ニキ！落ち着いて！ちょっと楽屋までおんぶしてく！」

ニキ「はぁはぁ、やだ、ぁいたい、、んぁぁ〜泣」




もう限界で……

訳分からず声をあげて泣いた

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