1歩ずつ… 4

隼 修学旅行で喘息発作 重症 ページ7

隼side




玲於「おい、まだ？先行くよ？」

隼「…、、行ってていいよ！」

玲於「はぁっ…行こうぜ」




だんだん遠ざかる足音

開けられた部屋のドア




今は修学旅行に来てる


山の中で凄く自然が沢山あるところ、、

すごく楽しみにしてたのに……




隼「げほっげほっ…、げほっ…ぅぅ…」




咳が止まらなくて、トイレに駆け込んでから15分

なんで俺ってこんな時に風邪ひくんだろ…




隼「げほっげほっ…けほっげほっ…はぁっ…はぁっ…」




苦しくて胸元に手を当てる

早く行かなきゃなのに…

みんな待ってる、、




隼「げほっ…はぁっ、っしょっ……、、ぅ、」




立ち上がると酸欠になってたのかクラっときて、壁に寄りかかる

目を瞑ってゆっくり呼吸するとすぐに治まった




隼「寒っ…山だから寒いな…げほっ…」




急いでスマホや財布をカバンに入れてダッシュで玄関に向かって靴を履く



……ガチャッ




部屋の鍵を閉めて、1階のロビーに行こうとした時、、




隼「…ひゅｯ…」




喉に一気に冷たい空気が入り込んだ


その瞬間喉が変な音を鳴らした。

2→←6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す