1歩ずつ…2

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龍友side




龍友「もうすぐ帰ってくるな〜、夜ご飯何にしよう」

亜嵐「昨日焼肉だし、今日はちょっと軽めにする？」




そんな会話をしてた時、家の電話が鳴った




龍友「もしもーし、はい、数原です。はい、え、はい、…あ〜そうですか。ほんなら今から向かいます。はい、」

亜嵐「龍友くんどうしたの？誰？」

龍友「学校から。玲於、高熱らしくてインフルの可能性もあるって。ちょっと車頼んでええ？」

亜嵐「まじか。全然いいよ！」




亜嵐くんに車を出してもらってる間に、保険証、財布、袋、水、ブランケットを持って玄関に向かった




学校に着くと、




隼「お父さん！」

龍友「あ、隼、玲於は？」

隼「こっち！」




案内されて保健室に入ると、真っ赤な顔で眠る玲於




直人「数原さんですか？すいません、、玲於くん熱が38度8分ありまして、インフルの可能性もあるので、検査しに行っていただけますか？」

龍友「はい、この後行くつもりです。ちょっと持病持ちの面もあるので…」

直人「周期性嘔吐、熱性痙攣、喘息…ですよね？ちょっとこのままだと熱性痙攣が怖いので、急いでください」




やっぱりみんなのこと把握しとるんかな。

びっくりやわ……




龍友「玲於…ちょっとごめんなぁ。少し歩けるか？」

玲於「けほっ、ぅ？…ぅん…」

龍友「立つで？せーのっ」

玲於「ん、、はぁっ…はぁっ…」

隼「おっとっと…」




ガクンっと力が抜けて倒れそうになったところを隼が支えてくれた




亜嵐「おんぶしちゃうよ」

龍友「ほんま？ありがとう…よいしょ……、、じゃあ先生ほんま、ありがとうございました」

直人「いえいえ、お大事にしてください」




先生にお礼を言って保健室を後にした




亜嵐「辛そうだね、直行でいいよね？」

龍友「おん、よろしく」




真っ赤な顔で苦しそうな呼吸をしとる

玲於はちょっと熱に弱いからな…



早く熱下げてやりたい…



隼と別れて、俺らは車に乗った

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