1歩ずつ…2

･＊ ページ20

龍友side



順調に治っとると思っとったけど…



やっぱりストレス性ってそんな単純なもんじゃないよな…

特に体が弱いから……



昼間は少しやけど、ご飯も食べられて昼寝もした

大丈夫やと思ってたけど…




隼「はぁっ…はぁっ…ぃやぁ…や、、ぅ、…」

裕太「魘されとるな…今何度やっけ？」

涼太「38度5分」

裕太「まだ点滴はせんでええか…ちょっと様子ちゃんと見といて」

涼太「了解」




隼はまた高熱

魘されててかわいそうやねん……




玲於「んぅ…はぁっ、、」

龍友「玲於は？ご飯食べる？」




玲於はというと、昼寝をした後にまた寝て、、

今やっと起きた




龍友「ちょっとお粥食べよっか、」

玲於「…ん、」




キッチンに行って、ほんの少しだけお粥をよそる




龍友「ふぅ〜、ふぅ〜…はい、」

玲於「…ぁ、」




……大丈夫そうか？


目をこすりながらﾓｸﾞﾓｸﾞしてる玲於



最後の一口を入れた時くらいに少し異変が…




玲於「ﾓｸﾞﾓｸﾞ……、ｺﾞｸｯ…ｯ…ﾓｸﾞﾓｸﾞ…」

龍友「玲於？」




飲み込んだはずやのに、苦しそうな表情をした後にまた噛み始めた


これ…あかんやつやな……




こっそり袋を準備して、




龍友「玲於、飲み込めん？」

玲於「んぅ…」

龍友「分かった。大丈夫やで？ちょっとごめんな」




涙目で噛み続けてるんがもうかわいそうで…


袋を口元にセットして、背中をさすった




玲於「うぇ…ｯ…、、はぁっ…」

龍友「頑張ったもんな…」




口に入ってたお粥が出てきた


うがいさせて、もう玲於も寝かせた方がええかな…



俺は玲於を抱き上げて、上に行き寝かし付けた

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