1歩ずつ…2

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隼side




隼「じゃーな！」




友達と別れて部活の活動場所に急ぐ




ガチャ…




隼「遅れましたー！」

部長「おう！隼、玲於来ないんだけど、多分部室だから声掛けてきて、」

隼「え？…わっかりました…」




玲於来てないの？


何してんだよ、あいつ

ダンスが馬鹿みたいに好きなのに。


急いで部室に向かって思いっきり扉を開ける




ガチャンッ！




隼「玲於何してｯ…、、どしたの？」




そこには、部室の真ん中で着替えずに制服姿で突っ立ってる玲於の姿




玲於「……」

隼「玲於？れお！具合悪い？…熱は、無いね。脈も平気だし、喘鳴も無い…。ちょっと、ほんとにどした？」

玲於「……なんもない…」

隼「なんでもなくないだろ。ダンス着に着替えてないし…」

玲於「ｯ大丈夫だって。…はぁっ、今日俺帰るわ。部長に言っといて、」

隼「は？」




俯いたまま暗く低い声でそう言った玲於

絶対何かあった。



でもなに？

何があった？




ガチャ…バタンｯ…




玲於は一切俺の目を見ずに部室を出ていった


分からない……

分からないけど……



嫌な予感だけはした。



なんか…

モワモワして、……




俺はお父さんに一応電話をかけた




隼「ねぇ、玲於がさ今日部活やらないって、帰ったんだよね…。しかも俯いてて視線合わなかったから何かあるかも。家帰ったら聞いてみてくれる？」

龍友『え、分かった。帰ったら聞いてみるわ。ありがとな！』

隼「うん、じゃあ切るね！」

龍友『おん、頑張ってな！』




お父さんとの電話を切って、部活着に着替え、練習場に向かった。




この時追いかけて話を聞けば、玲於は……

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