･＊ ページ33
龍友side
裕太くんから玲於を預かって、吸入の準備が終わるのを待つ
腕の中で苦しそうに呼吸しとる玲於
汗かいとる…
苦しいんやろな……
玲於「げほっ、ゲホゲホっ…ゼェｯく、…げほっ…」
龍友「大丈夫か？っしょっと…」
玲於「ゲホゲホっ、げほっげっ…はぁっ…はぁっ…」
龍友「大丈夫大丈夫……」
背中をさすれば伝わってくるゼェゼェとした音
喉からは喘鳴が聞こえとる
裕太「よし、準備出来たで、」
龍友「おん、よろしく！」
裕太「おっしゃ、玲於〜」
玲於「げほっ、げぇっ…んぅ〜、ぐすっ…げほっ、」
裕太「苦しいなぁ…」
少しだけ戻してしまった玲於は苦しさで泣いてもうた
玲於「ひゅ〜…げほっ、けほっ…ゼェｯ…ん、…」
裕太「玲於吸入するで？な？苦しいの無くそうや」
シューと音を立てて、薬が混じった煙がでてくる
玲於の口に当てると、ゆっくり呼吸をさせる
裕太「ゆっくり吸ってな〜、そうそう！」
龍友「上手やで〜」
玲於「すぅ〜…ん、ゲホゲホっ…げほっ…ゼェｯ…」
裕太「ちょっといつもよりひどいな」
龍友「うん…」
裕太くんは玲於の胸に聴診器を当てて、音を聞き始めた
玲於「ひゅ…、すぅ……すぅ……」
裕太「ん、落ち着いてきたか？」
龍友「みたい…。苦しそうだった〜…」
裕太「今日はちょっと苦しそうやったな…気温でやられたんかな」
今日はちょっと寒いからな…
暖かくしとかんと…
裕太くんが玲於の口から吸入器を外して、縦抱きした
背中を優しく叩いて、部屋を少し歩けば、すぐに眠った
裕太「うん…さっきより喘鳴聞こえん。大丈夫やな。」
龍友「よかった、ありがとう！」
裕太「おん、」
ほんとに兄弟に医者がいてよかった……
ありがたいわ……
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こもりん??(プロフ) - 3123684さん» ありがとうございます！ちょっとスランプ入りかけて焦ってました笑 話の展開が家族だと難しいですね、、でも頑張ります！ (2020年7月3日 22時) (
レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
3123684(プロフ) - これからも楽しみにしてます！ (2020年7月3日 20時) (レス) id: b8bbd514b9 (このIDを非表示/違反報告)
3123684(プロフ) - 続きが気になって仕方ないです笑 (2020年7月3日 20時) (レス) id: b8bbd514b9 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - 寄さんさん» コメントありがとうございます！私も書きたいと思ってるので、成長とともに書いていきますね！リクエスト嬉しいです´`* (2020年6月30日 18時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
寄さん(プロフ) - いつも楽しみに見させていただいてます！本当に元気が出ます！いいところで申し訳ないのですが５年後とか高校生になったときのお話が見てみたいです！ (2020年6月30日 17時) (レス) id: c0581173b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こもりん | 作成日時：2020年6月13日 14時
