･＊ ページ18
裕太side
亜嵐くんの部屋のドアを開けると不安げな表情でこっちを見てきた亜嵐くん
嫌な予感が的中した感じがした
裕太「亜嵐くん、隼なんかあったか？」
亜嵐「うん、下痢してた…あと今ちょっと吐きそうになってて」
隼は閉じた瞳の横に涙を付けながら、ひくひくしとる
指しゃぶり……
隼ってしとったっけ……
亜嵐「玲於、どうだった？」
裕太「え、あ〜、胃腸炎やな。もう止まらん勢いで戻しとったから、点滴してきたねん。隼も多分…てか確実にうつってもうてる…」
亜嵐「かわいそう…」
診察をしてお腹の音を聞けば確実で……
隼「ちゅっ…ん、…ふぇぇ…」
亜嵐「大丈夫だよ〜、っしょっと。」
裕太「熱高いな…。」
熱を測れば9度近い
危険やな…
隼も玲於も一応は2歳半やねんけど、体の丈夫さ、成長、発達はまだ1歳半〜２歳ってくらい、小さいし弱い
ちゃんと調べたら、やっぱり発達が遅れ気味らしいしな…
隼「はぁっ、はぁっ…ん、…ふぇぇ…」
亜嵐「辛そうだな…点滴する？」
裕太「おん…ちょっと怖いからするわ」
亜嵐「腕まくるね？」
亜嵐くんが隼の腕をまくり出した時
隼「げぽっ…ぁ、…ｯ…ｯ…げぽっ…ぉえぇ…」
亜嵐「はやと！」
裕太「隼、ゆっくりやで！」
思いっきりなんの前触れもなく戻し始めた
ご飯を玲於より食べていた分戻す量がすごいねん
亜嵐くんの服と隼の服はびちょびちょ
急いで隼の口元に袋を当てる
隼「げっ…ん、…おぇっ、おぇっ…おぇっげぽっ…」
裕太「玲於より吐いとるわ…、ちょっと点滴刺しちゃうね」
亜嵐「うん！」
隼「はぁっ…はぁっ…うっ…はぁっ…はぁっ…」
亜嵐くんの胸にもたれてぐったりしとる隼の腕に針を刺して、薬を入れる
服はあとやな…
苦しそうな呼吸をしながら寝とる
亜嵐「早く治してあげたい……」
亜嵐くんはそう呟くと、隼の頭を撫でた
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こもりん??(プロフ) - 3123684さん» ありがとうございます！ちょっとスランプ入りかけて焦ってました笑 話の展開が家族だと難しいですね、、でも頑張ります！ (2020年7月3日 22時) (
レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
3123684(プロフ) - これからも楽しみにしてます！ (2020年7月3日 20時) (レス) id: b8bbd514b9 (このIDを非表示/違反報告)
3123684(プロフ) - 続きが気になって仕方ないです笑 (2020年7月3日 20時) (レス) id: b8bbd514b9 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - 寄さんさん» コメントありがとうございます！私も書きたいと思ってるので、成長とともに書いていきますね！リクエスト嬉しいです´`* (2020年6月30日 18時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
寄さん(プロフ) - いつも楽しみに見させていただいてます！本当に元気が出ます！いいところで申し訳ないのですが５年後とか高校生になったときのお話が見てみたいです！ (2020年6月30日 17時) (レス) id: c0581173b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こもりん | 作成日時：2020年6月13日 14時
