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涼太side
玲於「亜嵐くん…」
隼「ねぇ！目を開けて?!」
酸素マスクを替えられて、手動になった
機械の酸素濃度がすごい速さで低下してる
医師「皆さん…。最期に…話しかけてあげてください」
そう言ってきた先生の目も少し潤んでいるようだった
震えてくる手と足
動かない…
龍友「涼太。大丈夫か？」
涼太「ぁ、う…うん…」
龍友「ん、話しかけようや…」
俺の手を引いて亜嵐くんに近付いた
口を動かして必死に酸素を取り込もうとしてる亜嵐くんは見ているのが辛かった
隼「…うぅっ…亜嵐くん…」
裕太「はやと…ｯ」
我慢の限界が来たのかポロポロと泣き出した隼
亜嵐「ﾊｧ……、、はぅｯ……ﾊｧ…、、ｯと………ぅ」
涼太「何か言ってる！」
亜嵐くんの口から空気が漏れてかすかに動いた
でも酸素マスクでよく見えないし聞こえない
玲於「亜嵐くん！なに？もう1回ｯ…ぃって、」
裕太「亜嵐くん！ゆっくりでええからな！」
するとまたうっすら目を開けた亜嵐くん
でもその目は焦点が合っていなかった
そして酸素マスクから自ら顔をずらした
涼太「亜嵐くん、」
必死に口を動かして何か言ってる
みんなで耳を澄ませて聞くと……
亜嵐「…ぁ…りが…とｯ………、、」
“ ありがとう ”
確かにそう言った亜嵐くん
一気に目の前が歪む
頬を温かいものが伝った
涼太「あ、らんくん、ぐすっ…」
玲於「はぁっ…ぐすっ…まだ、お礼言うの…早いよｯ」
隼「そうだよ！ぐすっ…これからｯ…沢山楽しい事ｯ…するんでしょ?!ねぇ！亜嵐くんｯ！…うぅ〜泣」
そして亜嵐くんの口がまた動いて
亜嵐「み…んな、、だ…ぃす、き………」
そう言った亜嵐くん
亜嵐「ﾊｧ………、、ぅく…ひゅ…」
呼吸音がまたおかしくなり看護師さんが酸素マスクで酸素を送り出す
でもまたすぐに拒否する亜嵐くん
苦しいのに……、、なんでよっ…
数値も下がり続けて血圧も下がってきてる
機械が異常を知らせてアラームが鳴りだす
玲於「亜嵐くん！付けてｯ！これ付けてｯ！」
隼「やめてｯ…玲於ｯぐすっ…亜嵐くん…ぃやなんだよｯ…きっと、、ぐすっ…」
涼太「そうだね…ぐすっ…もうマスク嫌なんだねｯ…」
そうだよね…
ずっと闘病中付けてたもんね…
嫌だよねｯ…
溢れ出る涙をみんな止められずにただ泣き続けた
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miko0723(プロフ) - ほんとですか？！ありがとうございます！楽しみに待ってます(^^♪ (2020年7月10日 21時) (
レス) id: a21028db17 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - miko0723さん» 了解です！今のお話が終わりましたら、書かせていただきますね！ (2020年7月10日 17時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
miko0723(プロフ) - 嘔吐表現好きです！！あとは高熱のお話とかも好きですかねｆ^^*) (2020年7月10日 15時) (レス) id: a21028db17 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - miko0723さん» 病系小説ですね！了解です！あの……何度も質問すいません( .. )フェチとかあります？嘔吐表現が好きとか、、ありましたら参考にしたいので教えていただきたいです！リクエストは逆にくださった方が嬉しいので気にしないで下さい( ´艸｀) (2020年7月10日 7時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
miko0723(プロフ) - 今、書いていらっしゃるみたいに病系小説がいいなあって思ってます！設定などは書きやすいようにしてもらって全然大丈夫です。急にリクエストすいません(._.) (2020年7月10日 6時) (レス) id: a21028db17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こもりん | 作成日時：2020年5月27日 12時
