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メンディーside



裕太「治まってきたか?」

メン「どうだろ…」


目眩が起きてからずっとグズグズの亜嵐くん

辛いもんね…



亜嵐「はぁっ…ッ…ね、ぇ」

メン「ん?」



急に亜嵐くんが俺の顔を見て呼んできた

何かと思って亜嵐くんの顔を見ると



亜嵐「んッ…ゲホッ!…げぇっ!」

メン「あーっと、袋!」

龍友「ほいほいほいほい」



急に吐き出した

さすがに院内着はちょっと汚れちゃったね…



亜嵐「おぇっ…ケホッ、ケホォッ、うッ…げぼっ…」

メン「ゆっくりだよ!上手に吐けてるから」

隼「また栄養でちゃってる…」



少し落ち着いたかな?



亜嵐「げッぽッ……ぁッ…ッケホッ…ッ…ぁ、ック…ッ」

玲於「ん?」



亜嵐くんは今僕によりかかったまま戻してる状態

決して戻しやすい体勢ではない

亜嵐くんを見れば、目をぎゅっと瞑って口をパクパクしてる

ちょっと待って…



メン「亜嵐くん!出して!」

龍友「詰まったか?亜嵐くん!叩くで!」



バンッ!



亜嵐「ケホッ、ケホッげッ…ぁッ…ク…ケホッケホッ、」

龍友「なんでや!出してや!亜嵐くん!」

裕太「あかん。唇紫になってきとる」

涼太「看護師さん呼ぼ!」



亜嵐くんの体はプルプル震えてきてて、呼吸もおかしくなってきた



亜嵐「はっ…ひゅッ…おぇっ…ッ…ぐ…ゲホォッ…」

涼太「出た?いま」

メン「ダメだ、完璧詰まらせてる。多分上がってきても、詰まってる部分で戻っちゃう。それが苦しいんだと思う。」



ナースコールを押して、看護師さんが来るのを待った


額から大量の脂汗が出ていておでこに血管が浮き上がってた…

でも顔面は蒼白で唇も紫

さっきまで寄ってた眉間のシワも今はない



メン「亜嵐くん!頑張って!」

亜嵐「ッ…ぁ………ケホッ、ひゅぅ…ッ…」



呼吸の間隔が開き始めてる……



ガラガラ



医師「白濱さん!チューブ貸して」

看護師「はい!」

医師「関口さん、すいません。今は一刻を争う事態ですので、このまま処置させて頂きます。」

メン「は、はい!お願いします!」



そう言うと変な機械に繋がった長くて細い管を亜嵐くんの口に入れた




医師「大丈夫ですからね〜、タオルでおさえる」

看護師「はい、ここでいいですか?」



何が始まるの……?

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設定タグ:GENERATIONS , 白濱亜嵐 , 病系   
作品ジャンル:泣ける話
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こもりん??(プロフ) - 8413さん» 了解です!書いてみます! (2020年5月23日 7時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
8413(プロフ) - 嘔吐系の表現もう少しみたいです( .. ) (2020年5月23日 1時) (レス) id: 1779e1b749 (このIDを非表示/違反報告)
えま - ありがとうございます (2020年5月20日 9時) (レス) id: fd5199fc3e (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - えまさん» 了解です!書いてみますね! (2020年5月20日 8時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
えま - tribeメンバーもたくさんお見舞いにきてほしいです (2020年5月20日 7時) (レス) id: fd5199fc3e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こもりん | 作成日時:2020年5月4日 17時

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