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マネside

朝病室に行くと、布団がモゾモゾ動いていた

早起きだな…

マネ「亜嵐、ぁ…」

亜嵐「ん、…はぁっ…はぁっ…」

マネ「苦しいね…」

呼吸状態が朝から悪くて、反応が少し悪い

でもやっぱり電話はかかってくる

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…

亜嵐「…出て……」

マネ「ぅん…」

ベットの上に置いて亜嵐が映ると、メンバーの表情が一瞬固まった

だよね……

肩が上下して頑張って呼吸してるんだけど、ゆっくりですごく苦しそう

時々ひゅって音が混じってる

背中をさすりながらやるしかないかな…

それから亜嵐とメンバーは少し話したりリハしたり、時間はあっという間にお昼に差し掛かった

昨日の予定だともう少しで昼に入るのかな？

その時……

亜嵐「ん、…ま、ね…」

みんながダンスをしてる時急に亜嵐が僕を呼んだ

マネ「どうした？」

亜嵐「…ｯ…心臓が…はぁっ…変、、だよ…ｯ」

マネ「ぇ……」

亜嵐「ん、ｯ…ｹﾎｯｹﾎｫｯｹﾎｫｯ…ｯ」

心臓が…変？

分からなくて動けなかった

すると次第に亜嵐の意識が薄れ始めた

マネ「亜嵐！亜嵐?!」

亜嵐「ぃ、、はっ、、はっ、、」

機械が点滅を始めて亜嵐の薄く開かれていた目が閉じた

急いでナースコールを押して、通話を切った

医師「白濱さん！ちょっと心音が悪い。」

看護師「点滴しますか？酸素濃度も落ちてます」

医師「ぅん、点滴して」

先生達が話しながら処置をしてる

亜嵐「んぁっ…ん、…はぁっ…ぇｯ…ｹﾎｯｹﾎｯ、…」

看護師「白濱さん、ゆっくり呼吸しましょ！」

医師「不整脈…。すいません。白濱さんの担当医の戸田です。――……」

気付いたら処置が終わってた。

医師「マネージャーさん。大変申し上げにくいのですが、白濱さんの心臓は持ってあと一週間です。発作と不整脈の同時併発が頻繁に起きています。血液も全身に上手く送り出せていません。…1度メンバーさんと話されることをおすすめします…。」

一礼して先生が出ていき、眠る亜嵐と僕だけになった

持ってあと1週間？

何言ってんの？

まだ……生きてるじゃん……

亜嵐の胸に手を当てると、ﾄﾞｸﾝｯ、、ﾄﾞｸﾝｯと

ゆっくりした脈拍が聞こえてきた

マネ「言えるかなぁ……、、ｯ」

言うとしたら明日しかない……よね……